オーストラリア出身のオーウェン・ライト(23歳)。初のツアー入りは2010年のことで、初年度は7位、2011年3位、2012年10位で次期ワールドチャンプ候補と目されていましたが、2013年は怪我によりワールドツアーを離脱。しかし、これまでの成績が考慮され、ワイルドカードを得てのツアー復帰となります。

メジャーイベントでの優勝経験は、2009年に開催されたプライムイベントのスリランカン・エアラインズ・プロ、2011年にニューヨークで開催されたツアーイベントのクイックシルバー・プロとなります。

クイックシルバー・プロの前にチョープーで開催されたツアーイベント「ビラボン・プロ」では、ファイナルでケリー・スレーターに破れ二位となり、その次のクイックシルバー・プロのファイナルでは再びケリーと対戦しての優勝ですから、オーウェンにとって大きな意味のある勝利だと思います。ちなみに、クイックシルバー・プロ後のハーレー・プロでは、またまたファイナルでケリーと対戦し、この時は敗退を喫しています。

怪我については腰の椎間板損傷で、ツアー二戦目のヒート中、フローターから着地した瞬間に痛みが走ったとのこと。当初は数週間で完治すると言われたそうですが、実際には症状が深刻で、2013年のツアーは棄権する状態に追い込まれました。現在はすでにサーフィンもしていますし、シーズンスタートに向けて厳しいトレーニングに励んでいるとの事で、スナッパーでのツアー緒戦から参加してくるでしょう。


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