ポルトガル出身のティアゴ・ピレス(32歳)。初のツアー入りは2008年のことで、その後はツアー落ちすることなく戦ってきましたが、オーウェン同様に怪我により2013年はツアー離脱を余儀なくされ、2014年度はワイルドカードを得ての復帰となります。ちなみに、ポルトガル人サーファーとしては初のツアー入りという先駆者です。

メジャーイベントでの優勝経験は、2005年に地元ポルトガルで開催された6スターイベントのボンディ・ビラボン・プロ、2012年に開催された6スターイベントのイスラス・カナリアス・サンタ・プロとなります。

心配の怪我については、地元ポルトガルでフリーサーフしている時にリップを膝にヒットし、靭帯が断裂したとのこと。ティアゴもオーウェン同様、数週間で完治すると楽観視していたものの事態は深刻で、2013年度はそのまま残り全てのイベントを棄権となりました。ただ、本人としては今後もツアー生活を続けるため、完全復活を遂げるためには必要な判断とのことで、前向きな決断のようです。

怪我の経過については、9月からサーフィンを再開したようですが、再び痛みに襲われ、転院しての治療に励んだようです。その後、12月半ば頃にまた海に戻るようになり、現在はオーストラリアで開催されるツアー緒戦への出場に向け、調整を続けているとのこと。


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