ついに開催されたワールドツアー初戦のクイックシルバー・プロ。会場のスナッパー・ロックスは、公式サイトによる波のサイズは3~4フィートと昨日よりはわずかにサイズアップし、メンズのラウンド1の全ヒートを消化しました。本日、ウイメンズのロキシー・プロは開催されませんでした。

セットで頭サイズとなった本日は、アクション勝負となり、チューブを見つけてメイクしても、その後のターンでクリティカルセクションを攻めない限り、なかなかスコアは伸びませんでした。特に顕著だったのがケリー・スレーターで、何度もチューブをメイクするものの、その後のセクションが厚く、カットバックを何度も入れても5点台という判定。やはり、ジャッジの基準がWQSイベントとは大違いですね。

本日は、ジョエル”パーコ”パーキンソンやケリー・スレーターといったトップランカーはラウンドアップしましたが、ローカルであり現ワールドチャンプのミック・ファニングがワイルドカードのデーン・レイノルズに敗れる番狂わせが起きました。

ミックのヒートは波のコンディションが良くなく、ひたすらトップターンを繰り返すだけのライディング勝負となり、以前と比べ、かなり体が大きくなったデーンがパンチのあるターンを繰り返し、勝利を収めています。

ただ、メンズもウイメンズ同様、ラウンド1の敗者はラウンド2へと進み、ラウンド1の勝者はラウンド3へジャンプアップするだけなので、勝負はまだまだこれからといった所です。


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