ロングレフトのサーフスポットが数多く点在する事で知られる南米ペルー。しかし、ハイタイドになるとリフォームした波が、マシンブレイクのライトに変貌するポイントブレイクがあるそうです。そのポイントブレイクで、チッパ・ウィルソン、バララム・スタック、クリストバル・デ・コルがサーフする映像が、今回お届けする動画となります。

オーストラリア出身のチッパは、言わずと知れたエアーマスター。人物像についてはリンク先「世界最高峰エアリストのチッパ」を参照して見て下さい。ニューヨークのロングビーチ育ちのバララム(22歳)は、2011年にニューヨークで初めて開催されたワールドツアーイベントにワイルドカード出場した事で知られ、ニューヨークから世界のサーフシーンへ飛び出したレアなサーファーです。ペルー出身のクリストバル(20歳)は、ブラジル以外の南米出身者として世界を股に掛けて活躍する数少ないサーファーです。

この3人に共通している点は、何と言ってもエアー。映像を見るとどのライディングもエアリバースとなっていますが、驚くべき点は回転の早さにあります。中でも、バララムのローテーションのスピードは際立っていて、540°くらいは軽くいけそうな感じです。3人ともにずば抜けたエアーですが、やはりラストのチッパが、回転のバリエーションといった点では頭一つ抜けていると思います。


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