オアフ島出身で、現在はマウイ島を拠点にする生粋のハワイアンサーファーのダスティ・ペイン(25歳)。ハワイアンらしく、パワフルなターンからビッグバレル、さらにはエアーをも得意とするオールラウンドなサーファーとして、ワールドツアーでも活躍していました。

実力だけ見れば、世界のトップサーファーにふさわしい存在であるのは間違いありませんが、ダスティの最大の敵は怪我。ラディカルなマニューバを求められるモダンサーフィンにおいて、怪我と上手く付き合うことも仕事の一つなのかもしれませんが、ダスティは足首と膝への怪我が頻発するという不運に見舞われています。

しかし、昨年2013年には、ASPプライムイベントであったドラッグ・アウェア・プロにおいてASPイベントで初優勝を飾ったりと、怪我に苦しみながらも結果を残しています。

今回の動画は、そんなダスティがメキシコへ渡った際のセッション動画となります。動画を見て頂ければ、いかにオールラウンドでパワフルなサーファーか分かると思います。0:48~のリバースでは、板を回すことだけに集中するのではなく、ラディカルなフィンアウトからのリバースとなっています。

個人的には、バレルに入る前のストールで、後方の腕だけでストールするのではなく、前方の腕も加えた両腕でストールさせている点がスタイリッシュだと思います。


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