現地時間6月6日(フィジー)、2014年度ASPメンズワールドツアー第五戦フィジー・プロが終了しました。会場のクラウドブレイクは、公式サイトによる波のサイズは3~4フィートと、本来のクラウドブレイクらしい波がブレイクすることはありませんでした。

セミファイナルからスタートした本日、ファイナリストとなったのは、ガブリエル・メディナにナット・ヤングと二人共にグーフィーフッター。序盤は互いにハイスコアを一本ずつ出し、接線の争いとなったものの、中盤にガブリエルが追加のハイスコアとなる8.53ポイントをマークし、ナットはコンボに追い込まれます(コンボとはコンビネーションの略で、ナットはパーフェクト10を一本出しても逆転できない状況。つまり、ハイスコアを二本出さないと逆転不可能)。結果、ガブリエルが圧倒する形で優勝を果たし、今シーズン2勝目を飾りました。

今回の結果により、ランキングが大きく変動しました。現ランキングトップはガブリエル、2位はミシェル・ボウレズ、3位はケリー・スレーターという順です。ちなみに、ワールドツアーの最終ランクは、全11試合中トップ9のランキングで計算されるので、ワースト2のコンテスト結果は除外されます。

現段階で、ガブリエルは1位×2/5位/9位/13位、ミシェルは1位×2/3位/13位/25位、ケリーは3位×2/5位×3。つまり、まだ中盤で気は早いのですが、ガブリエルとミシェルはこれから安定した結果を出し、ケリーは優勝か準優勝が求められますね。ただ、まだ除外するような結果のないケリーの方が、気楽かもしれません。


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