今回の動画は、以前に紹介した記事の全プロセスを映し出したドキュメント映像となります。該当記事を読んでいない方は、是非とも下記リンク先の以前の記事をチェックしてから、以下を読み進めてみてください。

ザ・ライトのビッグウェイブで命がけの撮影:タジ&マーク

オーストラリア東海岸から西海岸へ移動したマーク・マシューズ。なぜか同行しているラッセル・ビールクに驚きです。ザ・ライトにチャージしたいのでしょうけど・・・。

ザ・ライトのある西オーストラリアがホームのタジ。何も予定がないので断る言い訳もなく、ビビリながら待機していたとのこと。不安でマークに数々の質問をメールするも、救命胴衣だけあれば良いとの返答。

マーク到着後のミーティングで、マークがタジの後方から撮影するので、マークが波に巻かれないよう「軽くバレルに入ってる風で良いよね」とタジは提案するものの、マークは「オレは巻かれても良いから、ディープなポジションを攻めよう」と言われ、追い詰められるタジ。

さらに畳み掛けるよう、マークは「自分で思ってるより、ディープなポジションに身を置かなければ、ディープじゃない」と口にし、バレル経験豊富なタジも、それには納得の様子。

そして迎えた運命の日。むちゃくちゃビビリの入るタジに対し、あまりセットが入らないから行くぞと急かすマーク。運命の一本目は、ディープに攻められず、マークもタジに接近し過ぎた撮影で、プロジェクトの本来の目的を遂げられないものの、二人とも無事に帰還。

すると、一本目でスイッチの入ったマークは、もっとでかい波で、もっとディープに攻めると宣言。完全にアドレナリン全開状態で「ディープ」を連呼。

そして掴んだ二本目。完全にバレルで潰される覚悟で挑み、両者ともに思いっきり派手なワイプアウトを喰らいながらも、とんでもない撮影に成功しました。

目的を果たせた後のワイプアウトで、マークは45秒も水面に浮上できなかったと言います。パワフルな波で揉みくちゃにされながらなので、相当な時間です。マーク自身も、これほど巻かれた事はないとのこと。タジを撮影したカメラが水中で暴れていたので、あまりに危険で抱き抱えたとも言ってます。

本当に命を落としてもおかしくないチャレンジです。実際、マークは鼓膜が破れました。鼓膜が破れると方向感覚を失い、海底と海面がどちらなのか分からなくなるそうなので、マークは無事に生還できましたが、最悪の事態も考えられたチャレンジだったと思います。


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