海洋生物の食物連鎖の中で頂点に立つとも言われるサメ。そんなサメの中でも、映画「ジョーズ」のモデルとなっているホホジロザメは、人間の命を奪うほどの凶暴さがありながらも、怖いもの見たさで近くで見たいと思う人がいます。そこで、水中にケージ(檻)を沈め、安全面を確保した上で、ケージの中から間近にサメを見ることのできるアトラクションが生まれました。

そんなアトラクションで有名なエリアの一つが、オーストラリアSA(サウスオーストラリア)州に位置するネプチューン島の海域。90%近い確立で、ホホジロザメを見ることができると言う事です。そこでツアーを敢行中、ホホジロザメがホホジロザメを襲うという様子が、映像に収められたという事でお届けします。

ツアー当時、サメをおびき寄せるために、エサを撒いていたと言います。そのエサに反応してボートに近づいてきていたのが、2.6メートルほどのホホジロザメだったとのこと。しばらくすると、突如として5メートルほどと倍近い大きさのホホジロザメが登場すると、小型のホホジロザメに襲い掛かり、水中へと消えていったと言います。

これまでに幾度と無くツアーを行ってきたボートの船長やツアーコンダクターさえも、サメが共食いする様子を目の当たりにしたことはなかったため、かなり衝撃的なシーンだったと言います。また、一瞬の出来事であり、ほとんど撮影されたことはないため、非常に貴重な映像だとの事です。


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