11月22日からウェイティングピリオドが始まる最終戦「ターゲット・マウイ・プロ」を以って、今シーズンも終りを迎えるウイメンズのワールドツアー。以前にお伝えしたとおり、来年からASP(Association of Surfing Professionals)という名称はWSL(World Surf League)に変更となるので、ASPでのワールドツアーは今年で最後となります。名称変更に関する過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

サーフィンワールドツアーを運営するASPがWSLへと名称変更

今回は、ついにワールドタイトルが決まる最終戦を前に、誰がどのような結果を収めるとタイトルを制すことになるのかについて、シナリオをお伝えします。ワールドツアーのポイントは、全コンテストの結果に応じたポイント数を合算するのではなく、今シーズンだとワースト2(最低結果二戦)のポイントはカットしての計算となります。そのため、最終戦を前にしないと、正確なシナリオも計算できませんでした。さて、現在のランキングと、結果に応じた獲得ポイント数は以下の通りになります。

2014 women's wct rank before final event

 
現在、タイトルレースに残っているのは、ステファニー・ギルモア、サリー・フィッツギボンズ、タイラー・ライトの3名。現ランキングトップのステファニーは、最終戦で2位以上(ファイナル進出)の結果を残すと、他2名の結果に関係なくタイトル確定となります。

サリーがタイトルを確定させるには、サリーが最終戦を優勝してステファニーが5位以下(クオーターファイナル敗退で5位)の場合のみ。タイラーに関しては、最終戦を優勝してもタイトル確定にはなりません。では、なぜタイラーはタイトルレースに残っているのか?

タイラーが優勝し、ステファニーが5位以下の結果となると、両者の最終獲得ポイントは64,200で同点となります。また、サリーが優勝して、ステファニーが3位(セミファイナル敗退)という結果になると、こちらも同じく65,500ポイントの同点。

最終戦を終えてポイントが同点の場合、ASPのルールでは、最終イベント開催地で「Surf-Off」と呼ばれる同点となった二人の直接対決となる再ヒートが行われます。再ヒートのフォーマットについては、ツアーマネージャーにより決定が下される予定となっています。

過去にSurf-Offが開催された事例は、2012年のメンズワールドジュニアの時くらいだそうです。今回のウイメンズでもSurf-Offにもつれ込めば、非常に盛り上がるとは思います。しかし、今シーズンのステファニーの成績を見ると、9戦を終えた時点で5位以下の成績は2回のみ。6度目のワールドタイトルを狙うステファニーにとって、有利な状況であることは間違いないですね。

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