オーストラリアで評価が高く、今年2014年のオーストラリアン・サーフ・インダストリー・アワードでは「Surfboard of the Year」を受賞したサーフボードメイカー「ヘイデンシェイプス(Haydenshapes)」。同メイカーのシェイパーはヘイデン・コックスで、受賞したボードモデルは、ヘイデンシェイプスのベストセラーとなっているヒプト・クリプト(Hypto Krypto)です。

ヘイデンシェイプスで興味深いのは、チームライダー。メインライダーは、クレイグ・アンダーソンにクリード・マクタガートと、両者ともにコンテストにはほとんど参加しないフリーサーファーです。ビジネス面で考えれば、ワールドツアーサーファーをチームライダーにした方がメディア露出が高いので効果的だと思いますが、そういったメジャーな路線を選ばないところに、ヘイデン自身のこだわりがあるように感じられ、興味を惹かれます。

また、ワールドツアーサーファーを起用しないからといっても、パフォーマンス性能に問題があるわけではありません。実際、CJホブグッドやトラヴィス・ロギーといったワールドツアーサーファーも気に入っているとのことです。

今回の動画は、そんなヘイデンシェイプスのライダーであるクリードのシグネチャーモデル「ラブ・バズ(Love Buzz)」が、2年の製作期間を経て誕生したので、チームライダーでオーストラリアNSW(ニューサウスウェールズ)州サウスコーストへトリップに出た際の映像となります。

ちなみに、ラブ・バズとはヒプト・クリプトとクレイグのシグネチャーモデルをミックスさせたタイプであり、非常にオールラウンドでスピードの乗りやすいモデルとなっているそうです。


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