世界トップレベルのサーファーであるジュリアン・ウィルソンとダスティ・ペイン。今回の動画は、この二人がスンバワ島レイキーピークでフリーサーフする映像となります。

あまりのレベルの高さに、思わず笑っちゃうほど半端じゃないライディング続出の映像となっています。ちなみに、凄まじすぎるライディングにボードが耐えられず、合計で8本のボードが折れたそうです・・・。

映像を見れば納得だと思いますが、この二人が世界トップレベルであることは明らかです。しかし、コンテストの世界となれば話は別。元ワールドツアーサーファーのダスティは、怪我に苦しめられたサーファーで、現在は再びのツアー入りを目指してWQSに参戦していますが、現WQSランキングは89位と厳しい状況。

ジュリアンは、ワールドツアーでインパクトの強いエアーなどで話題を集めているものの、今シーズンのツアー成績は過去最低で、現ツアーランク21位。ワールドツアーの残留資格はトップ22までなので、トップ22に入れなかった場合に備え、シーズン終わりが近い現在になり、プライムイベントでWQSポイントを稼ぐためブラジルまで飛びました。

ブラジルでのプライムイベント直前の段階で、ジュリアンのWQSランクは23位。しかも、最も成績の良かった5つのイベントでの合計獲得ポイントでランキングされるのですが、ジュリアンは3つのWQSイベントにしか参加しないで、これほどの高順位です。

ちなみに、終了したばかりの上記プライムイベントでは、しっかり5位の成績を残し、ランキングを10位に上げました。なのに、ワールドツアーではなかなか好成績を残せていません。

フリーサーフィンの映像を見る度、ワールドツアーサーファーの中でもハイレベルな位置にいる事は一目瞭然なので、ただのスランプなのかもしれません。しかし、ジュリアンにせよ、ダスティにせよ、フリーサーフィンのレベルとコンテスト結果が、これほどまでに反比例しているのも不思議ですね。

ダスティとジュリアンの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

メキシコでのフリーサーフィン:ダスティ・ペイン

パナマのビーチブレイクセッション:ダスティ&ヤディン

居残りトレーニングinハワイ:ジュリアン・ウィルソン

ヌーサ・ヘッドで見せるジュリアン・ウィルソンのフリーサーフィン

新旧サーフスタイルを兼ね備えたジュリアン・ウィルソンの最先端ムーブ


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