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ブラジル出身のビッグウェイブサーファーで、チョープー(タヒチ)で開催されるツアーイベント「ビラボン・プロ・タヒチ」では、トライアル出場から2度もワイルドカードを獲得したリカルド・ドス・サントス(24歳)。また、ほぼハワイアンのみが出場するパイプマスターズのトライアルにも招待されるほど、世界的に有名なビッグウェイブサーファーです。

そんなリカルドが、拳銃で撃たれたとのニュースが報じられ、日本時間の今朝(1月20日)からすでに、サーフィン界では最新情報が錯綜しています。そこで、各メディアからの情報をかいつまんで内容をお伝えします。

事件が発生したのはブラジル時間1月19日午前9時頃。リカルドの地元サンタカタリーナ州フロリアノポリスにあるビーチの駐車場にて、車からガンガンに音楽を鳴らしてバカ騒ぎしているグループがいたと言います。

ドラッグをやっているらしいとの事で、リカルドはその車へと向かい、注意していると、車内にいた一人が、リカルドに向けて3発の銃弾を発砲したとのこと。ちなみに、発砲した人物は、非番の警察官だと言われています。

銃弾を受けて出血多量のリカルドはセント・ジョセフ病院へと空輸され、当初はかなり深刻な状態とのことでしたが、比較的容態は安定してきたとのこと。しかし、複数回の手術が必要とされるので、予断は許さない状況に変わりはありません。

この事件を受け、同じくブラジリアンのプロサーファーであるアドリアーノ・デ・スーザやアレホ・ムニツなどは、SNSを活用し、病院近くに住んでいる人に献血のお願いをしています。いかに多量の出血だったのかが分かるかと思います。

2014年シーズンにはブラジルからワールドチャンピオンが誕生し、ブラジリアンサーフィンが大きく盛り上がるはずであったのに、起きてしまった悲しい事件。リカルドが再び海へ戻れる日が来ることをお祈りしたいと思います。

(追記)続報は下記リンク先から参照して見て下さい。

訃報:リカルド・ドス・サントス