2011年前半にリリースされたサーフムービー「Leave a Message」。当時、大手スポーツブランド「ナイキ(Nike)」がサーフィン部門に参入していて、Nike6.0というブランド名でチームライダーを抱えていました(その後、サーフィン部門からは撤退し、同ライダーはハーレーに移籍)。そのウイメンズライダーをフィーチャーしたのが同ムービーです。

同作品が注目を集めたのは、ネット上のショートクリップではなく、フルムービーにも関わらず、フリーダウンロード可能といった点です。同時期に、ジョシュ・カーのシグネチャームービー「THE KERRAZZY KRONICLES」もフリームービーとしてリリースされたので、この二本が、フリーダウンロードを許可したフルムービーの走りですね。

内容に目を向けると、コンテストサーフィンとは異なり、ウイメンズサーファーもフリーサーフィンだとここまで攻めるんだと驚かされた方も多いはず。そこで、今回はウイメンズサーファーの新境地ともなったサーフムービー「Leave a Message」をお届けします。

出演サーファーは、カリッサ・ムーア、マリア・マニュエル、ローラ・エネヴァー、ココ・ホー、レイキー・ピーターソン、モニカ・バーン・ウィッキー。現在のトップサーファーばかりですね。

撮影場所は、オーストラリア、カリフォルニア、ハワイ、メキシコ、インドネシアなど。2年以上かけて撮影が行われたということで、今から4~6年ほど前に撮影されたということになります。

それほど前でありながら、サーフィンのレベルは相当なものです。特に、カリッサのサーフィンが桁違い。マウイ島ジョーズでのトウインサーフィンからスタートし、アクションもずば抜けています。明らかに、他のサーファーとライディングのスピードが違いますね。また、サイズが大きくても、小波と変わらぬアプローチなのが凄いです。

少々古い映像ながら、まったく現在のレベルに劣るものではないので、チェックして見て下さい。


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