WCTサーファーとして、今年で6シーズン目を迎えるシンポこと、ブレット・シンプソン「Brett Simpson」(30歳)。ワールドツアーイベントでの優勝経験はないものの、世界中のサーフイベントで最も盛り上がると言われ、真夏のハンティントンビーチ(カリフォルニア)で開催されるUSオープンでは、2009年&2010年と二年連続で優勝を果たしています。

シンポにとって地元でのイベントだけに、ギャラリーは大いに盛り上がり、非常にセンセーショナルでした。ただ、最近ではなかなか結果を残せないでいます。ワールドツアーのランクも振るわず、WQSランクでツアー残留を決めることが多くなっています。

ちなみに、ハンティントンビーチをホームとするシンポにとって、日本人サーファーから大きな期待が寄せられる五十嵐カノア君は同じホームの後輩に当たります。先日行われたオーストラリアン・オープンのプロジュニア部門で優勝直後のカノア君は、ビーチでカメラを向けられると「シンポ、見てる?」と呼びかけていました。真っ先にシンポに優勝報告したかったということは、それほどまでに深い信頼関係があるのでしょうね。

今回の動画は、そんなシンポのフリーサーフ映像となります。動画自体は、一切音声が入っていないシンプルな作り。非常にキレイなフォームで波に乗るので、とても参考になると思います。

4分前後辺りでは、なぜか一般サーファーのライディングも収録されています。ただ、一般サーファーとシンポのサーフィンを比較することで、いかに一般サーファーが上半身を動かしていないのか分かるので、参考になるかと思います。

シンポの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

2013年度WCTメンズno.32:ブレット・シンプソン


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