現地時間4月24日(オーストラリア)、WSLワールドツアー第三戦ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ(Drug Aware Margaret River Pro)メンズが終了しました。優勝したのはアドリアーノ・デ・スーザ。

2015年度ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ:初日ハイライト

2015年度ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ:二日目ハイライト

2015年度ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ:三日目ハイライト~Men's編~

2015年度ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ:三日目ハイライト~Women's編~

2015年度ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ:四日目ハイライト

2015年度ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ:五日目ハイライト

2015年度ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ:六日目ハイライト

何としてでも、バレル勝負となるザ・ボックスでの開催を狙い、メンズはオフ日が続いていました。しかし、結局のところ、ザ・ボックスのコンディションが安定する事はなく、マニューバ勝負となるメインブレイクでの開催に踏み切りました。

とは言うものの、決してメインブレイクの波が悪いわけではありません。多少厚くなるセクションはあるものの、ダブルオーバーヘッドほどのサイズがあり、コンテストとしてはパーフェクトに近いコンディションだったと思います。

そんなコンディションの中、ファイナルへと駒を進めたサーファーは、アドリアーノとジョンジョン・フローレンス。パワーサーファーのアドリアーノに対し、ニュージェネレーション系アプローチを見せるジョンジョンという面白い組み合わせでした。

ライブを見た方なら分かると思いますが、ファイナルでのコンディションでは、攻めているセクションやスピードといった点で、明らかにジョンジョンのサーフィンが一歩上でした。しかし、優勝したのはアドリアーノ。これこそ、コンテストの醍醐味ですね。

実力を出しきったと思えるアドリアーノのスコアは、8.93に8.60と、9ポイント台を出すのは難しかったです。一方のジョンジョンは、ベストとは思えないライディングで9.00を一本マークしています。

その9ポイントのライディングよりもインパクトのあるライディングは何本かあったものの、エンドセクションでのワイプアウトが目立つ結果に。それでも、7ポイント台が付いていました。

こうしてみると、アドリアーノはジョンジョンに勝ったと言うより、自分との勝負に勝って優勝した印象を受けます。非常に素晴らしい最終日だったと感じました。

今イベントの結果を受け、メンズでランキングトップに立ったのはアドリアーノ。メンズ&ウイメンズのランキング上位は、以下の通りとなります。

メンズのトップ7
2015 mens rank after stop3

 
ウイメンズのトップ7
2015 womens rank after stop3

 
続いて第四戦目となるツアーイベントは、オーストラリアからブラジルへ舞台を移しての開催。再び、メンズ&ウイメンズの同時開催となり、ウェイティングピリオドは5月11~22日となっています。

イベントの詳細については、下記リンク先の公式サイトからチェックして見て下さい。

公式サイト「Drug Aware Margaret River Pro」

本日の結果
・ファイナル
1st Adriano de Souza (BRA) 17.53
2nd John John Florence (HAW) 16.87

・セミファイナル
Heat 1: John John Florence (HAW) 16.87, Nat Young (USA) 12.90
Heat 2: Adriano de Souza (BRA) 13.66, Taj Burrow (AUS) 13.27


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ハイライト
https://youtu.be/ZvL7dv91Tfk

9ptライドbyジョンジョン・フローレンス
https://youtu.be/Neh9D2xRvZM