天才サーファーとして、誰もが納得の実力を持ちながら、アスペルガー症候群のために表舞台に出ることはなく、映像や写真のみでファンを魅了するハワイアンサーファーのクレイ・マルゾ「Clay Marzo」(25歳)。

今回の動画は、クレイがメインスポンサーであるJSLV(ジャスリブ)と中米ニカラグアへとトリップした際のフリーサーフ映像となります。ニカラグアと言えば、首都マナグアの犯罪率が極めて高いイメージしかありませんが・・・


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中米の都市の多くは、昼夜問わず強盗などといった犯罪があるので危険と言われていますが、海沿いの田舎町まで移動すれば、昔ながらの素朴な雰囲気が残っているとも言われていますね。

これまでのクレイの映像は、地元マウイ島やオーストラリアWA(ウエスタンオーストラリア)州での撮影が多く、グッドウェイブでのサーフシーンが多かった気がします。

しかし、今回のニカラグアは、比較的、小波でのセッションとなります。そのせいか、クレイのシグネチャームーブである派手なブローテールが、今回はほとんど見られません。

その代わり、今回のライディングで光っているのは、チューブライドのスキル。波を見る目が優れているのか、確実に巻き上げてくるセクションを見逃さないですね。

私のお気に入りは、ラスト2:30~から、何気なくボードから飛び降りるシーン。サーフィン動画では、ボードを前方に蹴飛ばす要領で飛び降りるサーファーが多いかと思います。

ただ、前方に蹴飛ばすと、今回の場合だとパワーのあるインパクトゾーンに飛ぶのでボードが折れる恐れがあります。また、リーシュコードがピンと張るくらい伸びるので、下手をすれば勢い良く自分のもとへと跳ね返ってくる恐れもあるので、クレイのやり方はスマートだと思いました。

クレイの過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。

表舞台から姿を消したクレイ・マルゾの現在

WA州北西部でフリーサーフ:クレイ・マルゾ

インドネシアでの1セッション映像:クレイ・マルゾ

バレルの自撮りも含むオーストラリアWA州でのフリーサーフ:クレイ・マルゾ