今シーズンは怪我に悩まされ、残りすべてのツアーイベント欠場の可能性も噂されているジョーディ・スミス「Jordy Smith」(27歳)。これまで、ツアーランクでは上位にいることが当たり前であったため、今回ほど長引く怪我は珍しいですね。

今回の記事は、豪サーフィン・ライフ誌の記事から、ジョーディの怪我の状況、そして、いつから怪我に苦しめられていたのかに関する内容をお伝えします。


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ジョーディにとって、怪我の始まりとなったのは昨シーズンのハワイでのこと。バックドアで思いっきりリーフに叩き付けられ、肩を負傷しました。回復までに長いリハビリを経たとのことですが、幸いにしてオフシーズンであったため、ツアーイベントを欠場せずに済みました。

ゴールドコーストでのツアー初戦までには見事回復し、初戦では9位、ベルズビーチでの第二戦では5位と、いつものジョーディといった感じで好成績を残していました。

しかし、マーガレットリバーでの第三戦時に再びの悲劇が。フリーサーフ中、踵と膝を負傷し、膝の半月板損傷が特に重症とのことで、第三戦は負傷前までは勝ち上がっていたにも関わらず、途中棄権することになりました。

続くブラジルでの第四戦は、欠場すると思いきや登場したジョーディ。しかし、怪我は完治していなく、一コケの結果となりました。そのため、フィジーでの第五戦は、同じ過ちを繰り返さないためにも欠場の判断を下すことに。

そして迎えたJベイでの第六戦。母国である南アフリカ開催であり、自身が二度の優勝を果たしているイベントなので気合が入って南アフリカ入りをします。しかし、再びフリーサーフ中に・・・。

何事も無くフリーサーフを終えたはずなのに、海から上がった瞬間、背中に違和感を覚えたというジョーディ。終いには、背中が痙攣し、立っていられないほどの状態になったそうです。

そのため、途中棄権を考えたものの、応援してくれるファンのためにもラウンド2に出場。しかし、結果は当然ながら敗退となりました。

その後、現在の拠点であるカリフォルニアに戻り、MRIを受けてみると、背中の負傷ではなく、再び半月板を損傷していることが判明。もちろん、先日開催されたチョープーでのイベントは欠場しています。

度重なる怪我で、満身創痍のジョーディ。現在は、コンテストに早期復帰したいものの、これまでの教訓を活かすべく、100%回復してからの復帰を目指しているとのこと。そこで、トレーニングのみならず、食事療法にも取り組んでいると言います。

9月9日からスタートするハーレープロでは、昨年優勝を果たしているジョーディ。まだ欠場を発表していないので出場したいはずではありますが、「先のことは分からないけど、回復が長引く可能性がある」と本音を漏らしています。つまり、ハーレープロは欠場の可能性が濃厚と言えますね。

フリーサーフ映像は頻繁にネットにアップされているので、怪我は大したことがないと思われがちですが、実は最近上げられているフリーサーフ映像は、よく調べると今年4月に開催されたツアーイベント第三戦以前のものが大半なのです。

ちなみに、そんなジョーディによる今シーズンのワールドタイトル予想は、「ミック(ファニング)とジュリアン(ウィルソン)の接戦になるだろうけど、ミックかな」とのこと。現ランキングトップのアドリアーノ・デ・スーザは含まれていないのですね・・・。

下記動画は、昨年度ハーレープロ期間におけるジョーディのヒート映像&フリーサーフ映像
https://youtu.be/NDYT53iF56U

ジョーディの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

必見!超特大アーリーウープ×ロングバレルのコンボ:ジョーディ・スミス

ターン主体のカリフォルニアセッション:ジョーディ・スミス

2015年シーズン前のウォームアップセッション:ジョーディ・スミス

NEFFチームライダーのサーフ映像シリーズ4:ジョーディ・スミス

2013年度WCTメンズno.4:ジョーディ・スミス

ケープタウンでのフリーサーフ:ジョーディ・スミス

ダーバンでのフリーサーフ:ジョーディ・スミス

ドラッグ・アウェア・プロに参加するジョーディ・スミスを密着

オーストラリアVIC州でのウォームアップセッション:ジョーディ・スミス

Jベイに対するジョーディ・スミスの思い

トレッスルズでのフリーサーフ:ジョーディ・スミス

モザンビークでのフリーサーフ:ジョーディ・スミス