海外美人サーファー
©Facebook by Sally Fitzgibbons

ツアー歴7年目のキャリアを持ち、WCTでの優勝回数9回、年間ツアーランク2位が3回の華々しい戦歴を持ちながら、後一歩でワールドチャンピオンに手が届かないサリー・フィッツギボンズ「Sally Fitzgibbons」(24歳)。

そんなサリーのワールドタイトルを阻む存在が、ステファニー・ギルモアとカリッサ・ムーア。しかし、今シーズンのステフは、ツアーイベント第三戦時のフリーサーフ中に怪我をして、タイトルレースからは戦線離脱。言い方は悪いですが、俄然、サリーにチャンスが回ってきました。

しかし、運命とは皮肉なもの。今シーズンのフィジーでのツアーイベント中、サリーはワイプアウトで鼓膜が破れてしまったのです。普通なら、その時点で棄権となります。にもかかわらず、サリーはヘルメットを被って耳を保護しながら出場し続け、優勝を果たしました。

2015年度ウイメンズWCT第五戦「フィジー・ウイメンズ・プロ」:最終日ハイライト

そこまでして、ワールドタイトルに熱意を燃やすサリー。そこで、今回の動画は、サリーのヘルメットの内部がどうなっているのか、本人がSNSにアップした動画をお届けします。


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鼓膜が破れてから3ヶ月以上も経つのに、未だにヘルメットを装着してサーフしているサリー。完治までにかなりの時間を要していますよね。そのため、ヘルメットについて多数の質問が寄せられたのか、本人がFacebookで現状の説明とヘルメット内部の映像をアップしてくれました。

本人がFacebookに寄せたコメントの要約は以下の通り。

みんな、ヘルメットの中がどうなっているのか知りたくない?
完治にはかなり時間が掛かっているの。でも、トレーニングはできるし、ツアーイベントにも出場できてるからストークしてるわ。
感染のリスクがあるから、耳に水が入らないように保護するのは大変だけど・・・。

ヘルメット、耳栓、医療用テープ、ヘッドバンドと、軽くサーフしようと思っても、準備にかなりの時間が必要となるサリー。それでもなお、コンテスト界で世界一のウイメンズサーファーを目指し、奮闘しています。

今シーズンのタイトルレースでは、カリッサが優位に立っていますが、是非とも、サリーも一花咲かせて欲しいと願ってしまいます。

サリーの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

サリー・フィッツギボンズ起用のランドローバーCMと昨今のスポンサー事情

リップカールプロ前のジム&フリーサーフセッション:サリー・フィッツギボンズ

サリー・ストーリー シーズン2エピソード5:サリー・フィッツギボンズ

2014年度ワールドツアー最終戦を控えたサリー・フィッツギボンズのフリーサーフ

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