ビリー・ケンパー ジョーズ マウイ島

BWT(ビッグウェイブツアー)イベントとして歴史的な波でコンテスト開催となったハワイのマウイ島ジョーズで12月6日に開催された「ピアヒ・チャレンジ(Pe'ahi Challenge)」。

2015/2016年シーズンBWTイベント「ピアヒ・チャレンジ」:ハイライト

今回の動画は、同イベントで優勝を果たしたマウイ島ローカルのビリー・ケンパー、そして、ビッグウェイブサーフィンにおけるレジェンドのシェーン・ドリアンがイベント開催前に語ったインタビュー映像をお届けします。


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まずインタビューに答えるのはシェーン。ジョーズでのビッグウェイブサーフィンは、数年前まで、ジェットスキーに牽引してもらって波に乗るトウインサーフが主流でした。しかし、パドルインでのサーフィンに流れを変えた一人がシェーン・ドリアン。

シェーンによると、ジョーズは現時点においてビッグウェイブサーフィンのパフォーマンスという観点においてベストスポットとのこと。ジョーズ以外のビッグウェイブスポットの大半は、波に乗るだけが全て。

しかし、ジョーズではバレル(チューブ)まで狙えるスポットなので、チャージする度胸だけでなく、パフォーマンススキルまで求められるので納得ですね。

ビッグウェイブサーフィンに情熱を燃やすシェーンであっても、セッションによってはゾーンに入る事もあれば、リラックスムードで仲間のライディングを見守ることもあるそう。

そんなシェーンのイベント戦略は、コンテストうんぬんは抜きにして、フリーセッションと同じようにデカいセットだけを狙うとのこと。その結果、シェーンはファイナリストになりました。

続いては、優勝したビリー。数々の予言を口にしたビリーですが、第一声はビッグバレルをメイクしてコンテストで優勝すること。続いては、過小評価されているマウイローカルが、ウインドサーフィンで世界的に有名なマウイ島の貿易風を上手く利用して活躍する点。

また、ハードなワイプアウトが続出するとも予言し、ジェットスキーによるウォーターセーフティが上手く機能してほしいとコメント。実際、マーク・マシューズが怪我をしたくらいで済みましたね。

最後の予言が神がかっています。ビリー本人とアルビー・レイヤーが、ファイナルで優勝争いをするという内容。口にした後、思わず笑っていますが、その通りとなってしまいました。偶然とは言え、凄いです・・・。