photo:http://www.nationalparks.nsw.gov.au/
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シドニー(オーストラリア)に位置するロイヤル国立公園。同国立公園内のバーニング・パームス・ビーチの岩棚には、まるで数字の8の形(Figure 8:数字の8)をする自然の織り成した海のプール「Figure Eight Pools」が有名です。

車でのアクセスは不可で、最低でも片道1時間の徒歩が求められるものの、簡単にはアクセス出来ない点がまた観光地としては魅力的となる場合もありますよね。苦労の末に見られる光景といった感じで。

今回の記事は、そんな人気の高い海のプールで週末に発生した事故についての内容をお伝えします。


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同プールは海に面しているため、再三に渡って潮回りに関する注意が出されています。潮位が1メートル以上に達する時は、ただでさえ足元が滑りやすい上、岩棚が海水に沈んでしまうので、アクセスは干潮時のみと指示されています。

しかし、旅のスケジュールの都合などで注意勧告を受け入れない方は、世界中の観光地などでも問題となっていますよね。同プールでも同様で、この日は100名近くの方が押し寄せていたと言います。

そんな中、突如として押し寄せてきた大波。事故発生時の様子を収めた映像があるので、下記からチェックして下さい。

オーストラリア国内メディアによると、1月9日午後3時頃に発生した上記映像の事故により、50代の女性1名と20代の女性2名の計3名がヘリコプターで病院へと搬送されるほどの怪我を負ったと言います。

ルールさえ守れば、悲しい思い出を作ることもなかった今回の出来事。自然は驚きや感動を与えてくれます。しかし、決して自然を侮ってはならないとも認識させられる事故だったと言えます。