マーティン・ポッター ポッツ

現在はWCTイベントのコメンテーターとして活躍する南アフリカ出身のポッツこと、マーティン・ポッター「Martin Potter」(50歳)。若手サーファーにとってはコメンテーターのイメージしかないかもしれませんが、サーフィン界を沸かせた存在なのです。

今回の動画は、若かりし頃のマーティン・ポッターのフリーサーフィンを中心とした映像をお届けします。この動画を見れば、ポッツってスゲーと唸ってしまう事でしょう。


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10代の頃のポッツは、まさに天才キッズといった存在でした。サーフィンを始めたのは10歳のこと。その5年後となる15歳で初めてプロコンテストに参戦したポッツは、元ワールドチャンプのショーン・トムソンをファイナルで破って優勝してしまったのです。

サーフィン歴5年のキッズとしては、あり得ない快挙ですよね。その後、1989年にはASP(WSLの前身団体)体制のワールドツアーにおいてワールドチャンピオンの座を獲得。

コンテストの世界で華やかな成績を残していますが、ポッツの凄さはコンテストの枠には留まりません。動画内で故アンディ・アイアンズが、ポッツやマット”アーチー”アーチボルドがサーフヒーローだったと話していますね。

アンディのヒーローだったということは、優等生サーファーではないです(笑)。ポッツは、エアリアルといった革新的なマニューバを取り入れたりと、アンダーグランドサーファーのような道筋を進みながら、コンテストでも活躍していたのです。また、見た目やライディングからは、ハードコアな雰囲気満載でした。

言ってみれば、学校でモテモテの不良でありながら、成績優秀といった感じでしょうか。憧れてしまいますよね(笑)。

ちなみに、今回の動画は80年代に撮影されたポッツのサーフ映像とのこと。そこまで古い時代のライディングと感じさせないのは、ポッツがそれだけ時代を先取りしたサーフィンをしていた証ですね。

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パイプラインでの開催も決定した往年のサーフスターによるヘリテージ・シリーズ@2014