Brent Bielmann

サーフィンという分野において、主役となるのはサーファー。しかし、裏方の活躍なくして、サーファーのみが輝くことはできません。

以前に、サーフィン界の巨匠と呼ばれるフォトグラファーであるブライアン・ビールマンについての記事をお届けしました。

有名写真家が語るサーフィン撮影と人生哲学:ブライアン・ビールマン

今回の動画は、ブライアン・ビールマンの甥にあたり、米サーフィン・マガジン誌のスタッフフォトグラファーを務めるブレント・ビールマンの素顔に迫った映像をお届けします。


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サーフィンフォトグラファーとして素晴らしいウォーターショットを収めるブレント。自分よりも大きな存在である自然に囲まれた環境が好きで、フォトグラファーとして活動していると言います。

ただし、ウォーターショットになると誰にでもできる仕事ではありません。常に波がブレイク寸前のリスキーなポジションでカメラを構えているので、アスリート並みの体力が求められます。

そこで、オフにブレントが行っていることが、趣味でもあるトレーニング。ジムといった室内ではなく、アウトドアでマウンテンバイクに乗ったりトレイルランニングを行うことで、楽しみながら肉体を鍛えあげるのです。

また、体に摂り入れる食への意識も高く、オーガニック野菜を多めにしたりと気を付けます。トレーニングと食生活を見ると、完全にトッププロサーファーと変わらないほどの徹底ぶりですね。

波、サーファー、フォトグラファーのすべてがシンクロした時に、最高の一枚が撮影できるウォーターショット。「一瞬を切り取る作業が永遠へと変わる」と話すブレントを突き動かし続ける思いは、「さらなる写真を」という飽くなき探究心とのこと。

何気なく見ているウォーターショットですが、仕事の枠を超えた人生を捧げて取り組む姿勢、最高の一枚を求めるクリエイティブなアプローチを知ると、これまでと見方が少し変わるのではないでしょうか。