ケリーとブルーノが主役の2016年WCTメンズ第七戦「ビラボン・プロ・タヒチ」:三日目

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ケリー・スレーター Photo: WSL

ケリー・スレーター Photo: WSL

現地時間8月22日(タヒチ)、南太平洋タヒチのチョープーを会場としたWCTメンズ第七戦「ビラボン・プロ・タヒチ(Billabong Pro Tahiti)」が開催。

コンディションはこれまでと大差ないように思われたものの、サーファーによっては見せ場を作ってくれますね。本日はラウンド3~4まで終了しました。

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ウィルコが勝ち残った2016年WCTメンズ第七戦「ビラボン・プロ・タヒチ」:二日目


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本日の主役は何と言っても、11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター、2008年にワイルドカード出場から本戦優勝を果たしたブルーノ・サントスの2名。

まずはラウンド3のヒート5に出場したケリー。本日もなかなかハイスコアの出ない展開が続いていたものの、ケリーは本日一発目となる9点台の9.83をマーク。スコアの出ない波でもスコアの出るライディングを見せる所が、これまでの実績を示していますね。

ケリー・スレーターの9.83pt@ラウンド3

ケリーに続いては、マット”ウィルコ”ウィルキンソンvsブルーノ・サントスのヒート6。このヒートでは、本数に乗るブルーノに対し、じっくりとセットを待つウィルコと対照的な二人。

ウィルコとしては、ハイスコアを出す可能性が高いブルーノが相手だったので、波を選び抜くことにしたのでしょう。しかし、予想とは裏腹にミディアムスコアしか出せなかったブルーノ。一方のウィルコは二本しか乗らなかった上にミスを犯してしまい、早期敗退という結果となりました。

マット・ウィルキンソンvsブルーノ・サントスのR3H6のダイジェスト動画

ラウンド3のその後は、ウィルコを追うジョンジョン・フローレンスとガブリエル・メディナは無難にラウンドアップ。長らくウィルコが着用していたランキングトップの証であるイエロージャージを手放す可能性が高くなってきました。

本日の五十嵐カノアは、ヒート11で元ワールドチャンピオンのジョエル”パーコ”パーキンソンと対戦。カノアもウィルコ同様にセットを狙い続けましたが、波運に恵まれず敗退。

コンディションに関しては誰もが同じ条件下で戦っているのでどうしようもないのですが、個人的には炸裂したチョープーで、カノアのサーフィンが見たかったです。

五十嵐カノアのR3H11のダイジェスト動画

再び3人ヒートとなったラウンド4は、ケリー・スレーターvsブルーノ・サントスvsエイドリアン・バッカンが出場したヒート2が、スーパーヒートと呼ばれるほどの展開を見せました。

まずは、ヒートスコアからチェックして下さい。

2016 Tahiti R4H2 heat draw

ケリーは、今イベント初となるパーフェクト10をマーク。パーフェクト10となった波は、サイズのある波ではなかったものの、バレル内でフォームボールに乗るほどディープに攻めた結果、テクニカルの面でジャッジが高く評価したとコメンテーターは発言。

つまり、普通であればパーフェクト10とはならない波でありながら、ケリーは卓越したスキルでパーフェクト10の波にしてしまったのです。この点が、ケリー最大の強みであり、誰にも真似できませんよね。

しかし、ケリーに屈しなかったのがブルーノ。ケリーがパーフェクト10をマークした後、ブルーノが逆転に必要とされたのは9ポイント台。本日のコンデションでは厳しいと思われたのですが、あっさりと逆転を果たしてしまったのです。

波のコンディションに関係なく、ケリーとブルーノはギャラリーを沸かせるだけの見せ場を作ったので、まさにスーパーヒートの名に相応しいヒートとなりました。

ケリーとブルーノの熱戦となったR4H2のダイジェスト動画

その他のラウンド4のヒートでは、ジョンジョンとガブリエルが敗退し、ラウンド5行きとなっています。ちなみに、ジョンジョンはラウンド5を勝ち上がれば、ウィルコのポイントを上回る事になります。

ガブリエルに関しては、今イベントでファイナリストとなれば、ウィルコのポイントを逆転。いずれにしても、ウィルコにとってラウンド3敗退は、大きな痛手となっています。

さて、今後の予定ですが、明日がイベント最終日になります。朝一からイベントをスタートして、現地時間のお昼頃にはファイナルを終了させる予定とのことです。

現地時間で明日23日午前7時半開催となれば、日本時間では24日午前2時半となります。

イベント詳細に関しては、下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。

公式サイト「Billabong Pro Tahiti

本日の結果

ラウンド4
Heat 1: Kolohe Andino (USA) 15.30, Jordy Smith (ZAF) 12.63, Keanu Asing (HAW) 11.63
Heat 2: Bruno Santos (BRA) 18.30, Kelly Slater (USA) 18.17, Adrian Buchan (AUS) 8.33
Heat 3: Josh Kerr (AUS) 11.00, Jadson Andre (BRA) 10.06, John John Florence (HAW) 2.96
Heat 4: Julian Wilson (AUS) 17.97, Joel Parkinson (AUS) 13.04, Gabriel Medina (BRA) 10.60

ラウンド3
Heat 1: Keanu Asing (HAW) 14.07 def. Italo Ferreira (BRA) 12.43
Heat 2: Kolohe Andino (USA) 15.03 def. Adam Melling (AUS) 5.67
Heat 3: Jordy Smith (ZAF) 7.00 def. Matt Banting (AUS) 5.17
Heat 4: Adrian Buchan (AUS) 15.50 def. Alejo Muniz (BRA) 7.33
Heat 5: Kelly Slater (USA) 17.50 def. Nat Young (USA) 12.50
Heat 6: Bruno Santos (BRA) 12.33 def. Matt Wilkinson (AUS) 6.83
Heat 7: John John Florence (HAW) 13.33 def. Alex Ribeiro (BRA) 8.57
Heat 8: Josh Kerr (AUS) 17.44 def. Dusty Payne (HAW) 4.37
Heat 9: Jadson Andre (BRA) 12.07 def. Sebastian Zietz (HAW) 9.57
Heat 10: Julian Wilson (AUS) 16.03 def. Jeremy Flores (FRA) 14.77
Heat 11: Joel Parkinson (AUS) 15.53 def. Kanoa Igarashi (USA) 5.20
Heat 12: Gabriel Medina (BRA) 15.66 def. Kai Otton (AUS) 7.83

今後のヒート表

ラウンド5
Heat 1: Jordy Smith (ZAF) vs. Adrian Buchan (AUS)
Heat 2: Kelly Slater (USA) vs. Keanu Asing (HAW)
Heat 3: Jadson Andre (BRA) vs. Gabriel Medina (BRA)
Heat 4: Joel Parkinson (AUS) vs. John John Florence (HAW)

ハイライト動画

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