ナット・ヤング Photo: WSL
ナット・ヤング Photo: WSL

現地時間10月4日(フランス)、ホセゴーを舞台にしたWCTメンズ第九戦「クイックシルバー・プロ・フランス(Quiksilver Pro France)」が開催。

5フィートのソリッドコンディションの中、コンテストはオンとなったもののフランスマジックとも言うべきコンディション激変により、本日は2ヒートのみ開催で終了となりました。

今日スタートのフランスイベント!イベント情報やジョンジョンのウォームアップセッションなど


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本日は8時スタートであった「ドーン・パトロール(Dawn Patrol)」。ドーン・パトロールとは、日本語にすれば「早朝パトロール」といった意味で、サーフィンでは「朝一波チェック」。

このドーン・パトロールの生中継において開催の有無が発表され、波のコンディションが良ければ、大抵は30分後となる8時半からイベントはオンとなります。

しかし、本日は8時半にスタートせず、しばらく様子を見てから9時15分にスタートのコール。スタンバイ中に波のコンディションが良くなってきたためです。

コンテストスタート前のジョンジョン・フローレンスの一本
https://youtu.be/xqQmvgmMxMc

そして迎えたラウンド1ヒート1。一般サーファーから見れば、ほぼダンパー(英語ではクローズアウト)でありながら、ナット・ヤングがフロントサイドとバックサイドでバレルをメイクする展開に。

ラウンド1ヒート1のダイジェスト動画
https://youtu.be/F6x42e6haZM

しかし、ヒート2になるとコンディションが急激に悪化。そんなアンラッキーなヒート2に出場したのが五十嵐カノア。

ヒート終盤では、プライオリティを持っていたケリー・スレーターでさえ、逆転に必要なわずか2ポイント台のスコアすら出せずに敗退し、ヒート2終了後に本日の終了がコールされました。

2016-quik-france-r1h2

ラウンド1ヒート2のダイジェスト動画
https://youtu.be/yNqltSWhGSc

さて、今後の波予報ですが、5日(水曜)は2~3フィートのオーバーヘッド、6日(木曜)は5~7フィートへとサイズアップの予報。5日は開催となる見込みです。

日本とフランスの時差は7時間で、日本の方が7時間進んでいます。現地時間の午前8時にイベントスタートとなれば、日本時間は午後3時となります。

詳細については公式サイトからチェックして下さい。

公式サイト「Quiksilver Pro France

本日の結果
・ラウンド1
Heat 1: Nat Young (USA) 11.00, Joel Parkinson (AUS) 6.47, Matt Banting (AUS) 3.43

Heat 2: Keanu Asing (HAW) 8.00, Kelly Slater (USA) 7.00, Kanoa Igarashi (USA) 1.50