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世界的にも注目されているビッグウェイブエリアのポルトガル。そんなポルトガルにおいて、2012年から密かに開催されている招待制ビッグウェイブイベント「パーフェクト・チャプター(Perfect Chapter)」。

同イベントはポルトガルのビッグウェイブサーファーだけでなく、インターナショナルサーファーを含めた16名が参加するイベント。今年は10月5日~11月15日の一ヶ月ほどのウェイティングピリオドが設定され、無事に開催されました。

今回の動画は、ポルトガルのナザレで開催された2016年度パーフェクト・チャプターのハイライト映像をお届けします。


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パーフェクト・チャプターという名前を初めて聞いた方も多いと思うので、まずは説明から。同イベントは2012年にスタートしたポルトガルの招待制ビッグウェイブイベント。

会場は固定ではなく、2012~2013年はペニシェ、2014~2015年はカスカイスで開催。両会場はメンズとウイメンズのワールドツアー会場ですね。そして今年は、BWTイベント会場となったナザレでの開催となりました。

過去の優勝者は2012年がティアゴ・ピレス、2013~2014年がニック・ヴォン・ラップ、2015年がブルーノ・サントスと、ワールドツアーをチェックするファンなら耳にした事のある名前ではないでしょうか。

さて、ナザレで初開催となった同イベントはセットで10フィートの波に恵まれ、パイプマスターズなどと見紛うほどのコンディションとなりました。

ナザレと言えばベンジャミン”サンチョ”サンチスが108フィートの波に乗っているので、10フィートは小さく感じるかもしれません。ただ、今回の10フィートは波の後方からサイズを測るハワイアンスケールで、108フィートはフェイスからの測定。

ハワイアンスケールを2倍した数値が、おおよそのフェイス測定のサイズとなります。それでも108フィートは尋常ではないのですが…。

ギネス記録を超える108フィートの波に乗ったサーファー:ベンジャミン・サンチス

話をイベントに戻し、同ビッグウェイブイベントを制することになったのは、バスク地方(スペイン)出身の元ワールドツアーサーファーであるアリッツ・アランブル。

ちなみに、同イベントの冠スポンサーは、ドイツに本社を置く世界最大級の保険会社「アリアンツ(Allianz)」。異業種であり、なおかつ世界的規模の企業が冠スポンサーという点でも興味深いイベントではないでしょうか。

ファイナル結果

1. Aritz Aranburu (EUK), 16.75
2. Balaram Stack (USA), 15.60
3. Dylan Graves (PRI), 15.25
4. Gabe Kling (USA), 11.15