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via Jana Eschbach's twitter

現地時間の12月27日、米フロリダのノースハッチンソン島でシャークアタックが発生し、サーフィンしていた16歳のザック・デイヴィスが44針の怪我を負うことに。

通常、命に別状のないシャークアタックであれば、そこまで大きなニュースにはなりません。しかし、今回のケースでは、電磁波でサメを寄せ付けないデバイスとして大人気の「シャークバンズ(Sharkbanz)」を装着していた上でのアタックだったので物議を醸しています。

今回の記事は、シャークアタックの経緯、そしてシャークバンズの特性などといった内容についてお届けします。


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事のあらまし

世界の中でシャークアタック報告例が最も多いエリアであるフロリダ。

2015年に発生した世界のシャークアタック件数

そんなエリアでサーフィンいるためか、ザックは、母親からクリスマスプレゼントとしてシャークバンズをもらいました。

そしてシャークバンズを着用しての初サーフとなった12月27日、シャークアタックの犠牲となることに。シャークバンズ着用者がシャークアタックに遭遇したケースは初の事でした。

シャークアタック発生時の状況

シャークアタックの発生直前、波に乗っていたザック。しかし、波がクローズアウトとなってしまったので、水中に飛び込んで波に巻かれることに。

その波に巻かれている際、ザックは被害に遭うことに。ザックの治療を行った医師によると、サメの種類はカマストガリザメ(英語:Blacktip Shark)だろうとのこと。

シャークバンズの特性と効果

シャークバンズの効果の範囲は、公式サイトに以下のように記されています。

効力を発揮する範囲は1〜2メートル(3〜6フィート)です。サメにとっての不快感は約1メートルで高まり、そこからは1インチ接近するごとに飛躍的に強くなります。

つまり、じわじわと接近してくるサメが近距離に達した時に効果的となります。ということは、ホホジロザメのように遠くから獲物をロックオンし、高速で襲ってくる場合には無力であり、この点については公式サイトでも説明があります。

Sharkbanzは、ホホジロザメの襲撃を防ぎますか?

ホホジロザメは特殊で、待ち伏せし、離れた距離から高速で人を攻撃する唯一のサメです。この種の襲撃を防ぐ効果的な方法はありません。しかし、遮るものがない海でホホジロザメが電気磁気感覚に大きく頼っているときには、Sharkbanzは獲物を狙うホホジロザメを効果的に撃退することができます。

Sharkbanzを購入される際には、Sharkbanzがサメを撃退する器具であり、サメに遭遇することが全くないと保証するものではないことをご理解の上で購入していただきます。 Sharkbanzは、自転車用ヘルメットやシートベルトなど、その他の安全器具と同じです。損傷のリスクを軽減しますが、いつでも完璧に人を保護することはできません。しかしながら、今までは全く安全が保証されなかった場において、多少の保護を与えられます。

今回のケースであれば、波に巻かれている際に被害に遭ったと見られるのでザックがサメに急接近する形となり、サメは防衛本能から噛み付いたと予想されるとのこと。

ただし、腕を切断されずに済んだ状況から、「シャークバンズの効果があったからこその結果だったのかもしれない」という可能性も否定できません。

まとめ

通常であれば、サーファーがシャークアタックに遭遇する事例として最も良く耳にするのは波待ち中。今回はレアなケースであったと言えます。

そのため、シャークバンズが有用なデバイスであるのかどうか、人によって判断が分かれる事故だったと言えるのではないでしょうか。

参照記事:「SharkBanz investigates local teen's rare attack wearing shark repelling band

*シャークバンズに関連する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。

サメ除けリストバンド「シャークバンズ」を内蔵させたリーシュコード「シャークリーシュ」

オオメジロザメが逃げ出すシャークバンズによる驚きの実証実験動画

近付いて来たサメも思わず逃げ出すリストバンド「シャークバンズ」