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ジョーディ・スミス via WSL's Twitter

現地時間4月19日(オーストラリア)、オーストラリアVIC(ビクトリア)州のベルズビーチを舞台にしたCT第3戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ(Rip Curl Pro Bells Beach)」が終了。

ベルズボウルを舞台にした本日のメンズ最終日は、ジョーディ・スミスの優勝でオーストラリアンレグの幕を閉じる結果となりました。

今回の記事は、リップカールプロ@ベルズビーチのメンズ最終日のイベントレポート、動画、メンズの最新CTランキングなどをお届けします。


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リップカールプロ@ベルズビーチのレポート

ラウンド4からスタートした本日。個人的にはクオーターファイナル終了で翌日にイベント最終日持ち越しと思っていましたが、ベルズボウルのコンディションが良かったので、ヒート進行を見守っていた運営サイドはファイナルまで進行すると発表。

ハイスコアの応酬となった本日最大のハプニングは、イズキール”ジーク”ラウのインターフェア!?でしょう。意味が分からなかった方が多いと思います。この件は少し複雑なので、後日、別記事でお届けしますね。

ラウンド4ではジョンジョン・フローレンスとミック・ファニングが出場したヒート2が激しい攻防に。ミックが9.93をマークすると、ジョンジョンは負けじと9.57をマーク。

その後、ジョンジョンはダメ押しとして9.97をマークし、ミックは8.93のバックアップスコアを揃えたにも関わらず敗者復活戦のラウンド5行きに。

もちろん、このヒートでジョンジョンがマークした19.54が本日のトータルハイエストスコアとなりました。

*ミック・ファニングの9.93@ラウンド4

*ジョンジョン・フローレンスの9.57@ラウンド4

*ジョンジョン・フローレンスの9.97@ラウンド4

敗者復活戦のラウンド5では、フレデリコ・モライス、ミック・ファニング、フィリペ・トレド、アドリアーノ・デ・スーザの4名ともに9ポイント台をスコアするエキサイティングな展開に。

ちなみに、ラウンド5を終えた時点で、グーフィーフッターとして勝ち残っていたオーウェン・ライトとウィゴリー・ダンタスの2名が姿を消し、レギュラーフッター(ナチュラルフッター)のみの戦いとなりました。

クオーターファイナルでは、ジョンジョンとミックが再戦。スーパーヒートと称された同ヒートは、ジョンジョンが勝利。私を含めて多くのギャラリーが、この時点でジョンジョンの優勝を予想したことでしょう。

*ジョンジョン・フローレンスの9.23@クオーターファイナル

クオーターファイナルでは、ジークも活躍。フィリペにリードされる展開となっていたものの、じっくりと狙っていたセットがヒート残り時間2分台に入ると9.77をマークして逆転。鳥肌が立ちました。

*イズキール・ラウの9.77@クオーターファイナル

セミファイナルでは、ヒート1でジョンジョンがやはりといった感じで9.93を叩き出すことに。なのですが、ジョンジョンはバックアップスコアが7ポイント台と弱く、対戦相手のカイオ・イベリが8ポイント台後半を2本揃えたことでジョンジョンを撃破。

セミファイナルのヒート2は、ジョーディがわずかなスコア差で辛うじてジークを破り、ファイナル進出を決定。

*ジョンジョン・フローレンスの9.93@セミファイナル

ファイナルは、ジョーディ・スミスvsカイオ・イベリの珍しいカード。9ポイント台を二本揃えたジョーディに対し、カイオも9ポイント台を一本出したのですがバックアップスコアが及ばず敗退。

ジョーディはロデオフリップなどエアリアルを得意とするサーファーとしても知られていますが、190センチほどの体格を武器にしたパワーサーフィンも強烈でした。

*ジョーディ・スミスの9.77@ファイナル

*ジョーディ・スミスの9.13@ファイナル

今回のCT第3戦を終えて、メンズのCTランキングは以下の通り。


全ランキングはこちら

次なるCT第4戦は舞台をブラジルのリオデジャネイロへと移し、5月9日からウェイティングピリオドがスタートとなります。

本日のハイライト動画

本日のヒート結果

公式サイト

公式サイト/メンズ「Rip Curl Pro Bells Beach

公式サイト/ウイメンズ「Rip Curl Women's Pro Bells Beach

*2017年リップカールプロ@ベルズビーチ関連の過去記事