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ブレント・ドリントン Photo: WSL

今年で4回目の開催となり、すっかりと定番のパーティー系サーフコンテストとなっている「コムネ・バリ・プロ(Komune Bali Pro)」。

QSイベントとしては最もグレードの低いQS1,000イベントながら、今年もワールドツアーサーファーを含めた豪華サーファーが集まり、バリ島のクラマスで素晴らしい波に恵まれて終了しました。

今回の記事は、コムネ・バリ・プロの出場サーファー、ケリー出場!?の噂、ダイジェスト動画などをお届けします。


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昨年はワールドツアーサーファーとしてタジ・バロウとジョエル・パーキンソンが参加した同イベント。今年は、アドリアーノ・デ・スーザとセバスチャン”シーバス”ジーツが出場しました。

ワールドツアーサーファー以外では、元CTサーファーから、タジ・バロウ、カイ・オットン、ミッチ・クルーズの三名。他には、マイキー・ライト、ジャック・ロビンソン、ライ・クレイク、ブレント”ブレノ”ドリントンなど参戦。

イベント開催前のヒート表を見ると、ラウンド1(下記表では「ROUND of 128」)のヒート2にはケリー・スレーターの名前まで!

なのですが、これは主催者であるマッド・ヒューイズ流のジョークだったのでしょう。以前にCTイベントのシード順位についての記事をお届けしましたが、QSイベントでもシード順位によって組み合わせが決まります。

ケリーといったCTサーファーはQSイベントではトップシードとなり、出場はラウンド3から。アドリアーノとシーバスもラウンド3から出場しています。つまり、マッド・ヒューイズによる適当なジョークなのだと思います。

さて、イベントが開催されたのは4月23~27日。同期間は波が大当たりとなり、連日バレルだらけのエピックコンディションとなりました。

普通に考えて優勝候補であったのはCTサーファーのアドリアーノとシーバス。アドリアーノは、クオーターファイナルでパーフェクト10を二本揃えるパーフェクトヒートまで演じて見せました。

なのですが、アドリアーノはブレノ、シーバスは日本とインドネシアのハーフである和井田理央に敗れ、二人ともにセミファイナルで姿を消す結果に。

ファイナルは0.11ポイント差という僅差でブレノが優勝。ブレノは主催者であるマッド・ヒューイズの看板ライダーなので、有終の美を飾る結果になったと言えるのではないでしょうか。

*イベント最終日ハイライト動画

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イベント公式サイト「Komune Bali Pro

*昨年度コムネ・バリ・プロ関連の記事