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オーウェン・ライト Photo: WSL

現地時間5月13日(ブラジル)、リオデジャネイロのサクアレマを舞台にしたCT第4戦のメンズ「オイ・リオ・プロ(Oi Rio Pro)」とウイメンズ「オイ・リオ・ウイメンズ・プロ(Oi Rio Women’s Pro)」が開催。

本日、メンズはラウンド3のヒート6~12、ウイメンズはラウンド3~クオーターファイナルまでが行われ、ウイメンズメインの一日となりました。

今回の記事は、オイ・リオ・プロ四日目となった本日のイベントレポート、動画、今後の波予報などをお届けします。


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メンズのイベントレポート

メンズからスタートした本日。注目はオープニングヒートのジョンジョン・フローレンスvsヤゴ・ドラで、ヤゴがジョンジョンを抑えて勝利を手にしました。

ジョンジョンがらしくなかったとも言えますが、ヤゴは自身にできるベストコンボであるターン&エアリアルに狙いを定め、数度のワイプアウトの末にメイク。見ていて熱くさせられました。

ジョンジョンが早期敗退ということで、ランキングトップのみ着用可能なイエロージャージを手にするチャンスが訪れたのは、CTランキング同率2位に位置するジョーディ・スミスとオーウェン・ライト。

本日のラウンド3では、ジョーディとオーウェン共に見事にラウンドアップ。二人がランキングトップに躍り出るには、今イベントでセミファイナル進出が求められます。

ちなみに、本日のトータルハイエストスコアの17.00とシングルハイエストスコアの8.70をマークしたのはオーウェン。今季ツアー復帰ながらも、とても調子が良さそうです。

ジョンジョンの敗退以外で番狂わせとなったのは、本日のようなコンディションを最も得意とするフィリペ・トレドの敗退。対戦相手は五十嵐カノアでした。

ヒート序盤のノンプライオリティの状況で、二人は同じ波に向かってパドル。フィリペはライト、カノアはレフトを狙ってのパドルバトルとなり、カノアの方が一瞬早くボードに立ち上がったため、フィリペにインターフェアのコールが下されました。

インターフェアのペナルティは、2ndベストスコアのカウントが半減。インターフェアによるメンタルへの影響が大きかったのか、その後のフィリペはラウンド1での勢いを全く見せることなくカノアの勝利となりました。

今シーズンのオーストラリアンレグは不調に終わったカノアなので、今イベントで好成績を残してもらいたいです。

ウイメンズのイベントレポート

本日は少しサイズダウンとなり、ウイメンズ向けのコンディションであったのでラウンド3からクオーターファイナルまで一気に開催。

3ラウンド開催とあり、番狂わせも発生。ラウンド4ではコートニー・コンローグ、クオーターファイナルでは現ランキングトップのステファニー・ギルモアが敗退。

ステフの背中を追う、ランキング2位のサリー・フィッツギボンズと3位のタイラー・ライトはセミファイナル進出を果たしています。サリーは優勝すればランキングトップで準優勝なら同率ランキングトップ、タイラーは優勝すれば同率ランキングトップとなります。

ウイメンズの本日のハイスコアライディングは以下の通り。

*ステファニー・ギルモアの9.23@ラウンド3

*セイジ・エリクソンの9.33@ラウンド3

*レイキー・ピーターソンの9.27@ラウンド3

*ジョアン・デフェイの8.50@クオーターファイナル

*タイラー・ライトの9.87@クオーターファイナル

ハイライト動画

今後の波予報

14日(日曜)も13日(土曜)と似たようなコンディションとなる予報なので、おそらくウイメンズのイベント最終日になると思います。

14日にウイメンズがオンになれば、メンズも少しは進行させる可能性はあります。最近の運営サイドの流れは、早くイベントを終わらせたい感じが伝わってくるので(笑)。

ただ、メンズの狙いはおそらく16日(火曜)に入ってくるソリッドスウェルでしょう。16日はコンディションがまとまらない予報なので、開催は最大セットでダブルオーバーヘッドくらい残る17日(水曜)ではないでしょうか。

まとめ

日本とリオデジャネイロ(ブラジル)の時差は、日本の方が12時間進んでいます。現地時間の午前7時にイベント開催ならば、日本時間では午後7時となります。

ライブ観戦やイベント情報の詳細は、下記リンク先の公式サイトからチェックして見て下さい。

公式サイト「Oi Rio Pro

公式サイト「Oi Rio Women's Pro

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