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カリッサ・ムーア Photo: WSL / DAMIEN POULLENOT

現地時間9月28日(ポルトガル)、ポルトガルのカスカイスを舞台にしたウイメンズCT第8戦「カスカイス・ウイメンズ・プロ(Cascais Women’s Pro)」が開催。

予報通りに波が良くなった本日は、ラウンド2~3まで終了となりました。

今回の記事は、カスカイスプロ二日目となった本日のイベントレポート、今後の波予報、動画などをお届けします。


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イベントレポート

本日は今後のタイトルレースに大きな影響を与えるほどの番狂わせが二つも発生。

その番狂わせとは、タイラー・ライトとステファニー・ギルモアのラウンド2敗退。この二人が一コケの結果になるとは誰も予想していなかったことでしょう。

タイラーの対戦相手はローカルワイルドカードのテレサ・ボンヴァロト。今年で5年連続でワイルドカード出場しているテレサにとって、初のヒート勝利となりました。

ただ、敗戦後のタイラーのインタビューを聞くと、タイラーはMCL(膝の内側側副靭帯)損傷を押しての出場だったとのことで、万全の状態でなかったとのこと。

*テレサ・ボンヴァロトの6.00@ラウンド2

今回のイベントでランキングトップ3よりも好成績を残せば、まだまだタイトルレースに絡む可能性は高かったものの、一コケとなったステフ。

ステフの対戦相手はリプレイスメント出場のビアンカ・ビュイテンダグ。バックサイドに苦手意識を持つステフは、フロントサイドとなるライト狙いが仇になる結果となりました。

*ビアンカ・ビュイテンダグの6.77@ラウンド2

ウイメンズはグーフィーフッターのサーファーが少ないのですが、今回のビアンカにせよ、タティアナ・ウェストン・ウェブにせよ、レフトのコンディションになるとコンテスト結果も大きく変わるように思えます。

ラウンド3に突入すると、ニッキ・ヴァン・ダイク、サリー・フィッツギボンズ、タティアナ・ウェストン・ウェブ、カリッサ・ムーアが1位通過でクオーターファイナル進出を決めることに。

コートニー・コンローグはラウンド3で3位敗退となり、敗者復活戦のラウンド4に進む事となりました。

本日のハイスコアライディングは以下の通りとなります。

*セイジ・エリクソンの7.17@ラウンド2

*ニッキ・ヴァン・ダイクの7.33@ラウンド3

*タティアナ・ウェストン・ウェブの7.77@ラウンド3

*カリッサ・ムーアの7.77@ラウンド3

ハイライト動画(1:26~からは同時開催となっているメンズのQS10,000イベント)

本日のヒート結果

今後のヒート表

波予報

30日(土曜)からオンショアが強まってくる予報となっているので、29日(金曜)は再び開催になるでしょう。

予想されている波のサイズはフェイスで3~5フィートとなっています。

まとめ

日本とポルトガルの現在の時差は8時間で、日本の方が8時間進んでいます。現地時間の午前7時45分にイベントスタートの場合、日本時間では午後3時45分となります。

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イベント公式サイト「Cascais Women's Pro

2017年カスカイスプロの過去記事