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2017年ワールドツアーを12位で終えた3×ワールドチャンピオンのミック・ファニング「Mick Fanning」(36歳)。

幾度となくミックのワールドツアー引退に関しては噂されていますが、どうやら来年2018年のシーズン中の引退が推測されます。

今回の記事は、パイプマスターズでのインタビューから読み解くミック・ファニングの進退に関するニュースをお届けします。


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2013年に3度目のワールドタイトル獲得後の2014年と2015年はタイトルレースに敗れ、CTランク2位となったミック。

熾烈なタイトルレースの疲れに加え、2015年はJベイイベントでのシャークアタック、プライベートでは2015年パイプマスターズ中に兄が他界などから疲弊していたため、2016年は充電期間と位置付け、ワールドツアーはスポット参戦となっていました。

そして迎えた2017年はツアーへのフル参戦を発表したものの、一度コンテストを離れたミックにとって、新しい世界が眩しく輝いているような発言などもしていましたね。

となると気になるのが、ミックの2018年。パイプマスターズのラウンド3敗退後にインタビューが行われ、今後の進退に関するミックの返答は以下の通りでした。

正直まだ分からないね。ホームに戻ってから何をしたいのか考えてみて、おそらくクイッキープロ(クイックシルバープロ@ゴールドコースト)の直前までには答えを出すよ。

ミックとしてはまだ答えを決めかねているのか、ここ数年のケリー同様、明言を避けるインタビューとなりました。

しかし、ラウンド3でミックを破ったコナー・コフィンが、ミックのインタビュー後に行った勝利者インタビューで驚きの発言をすることに。

ミックとのマンオンマンヒートは今年初だったと思う。だから、対戦できてストークしたよ。でもね、こっちが寂しくなるようなセリフを口にしたんだ。

「パイプでのサーフィンはこれが最後だね」って。寂しくはあるけど、おめでとうミック。これまでの素晴らしいキャリアに加えて、僕みたいなキッズにとって最高のロールモデルでいてくれて。

コナーのインタビュー通りであれば、パイプマスターズでツアー引退を発表してもおかしくなかったのですが、引退発表がなかったことを考えると、来年のツアー途中での引退を考えているのではないかと思います。

パイプマスターズは今年が最後と口にしたとの事なので。となると、引退はいつになるのか?オージーのCTサーファーにとって、ツアー初戦から第3戦までのオーストラリアンレグは母国開催とあり思い入れの強いイベント。

2016年にはタジ・バロウも正式にはオーストラリアンレグ終了時に引退しました(引退イベントはフィジーでしたが、フィジーイベントはワイルドカード出場)。

今年のパイプマスターズで引退を発表したビード・ダービッジもまた、当初は来年2018年のオーストラリアンレグ終了時の引退を表明していました(今季CTトップ22に入れなかったので前倒しとなりましたが)。

このような経緯から、ミックが来年引退するのならオーストラリアンレグ終了時、もしくはミックのメインスポンサーがタイトルスポンサーであるオーストラリアンレグ第2戦「リップカールプロ@ベルズビーチ」になる可能性が高いと思われます。

上記は推測が加わっていてミックがどのような答えを出すのかは分からないので、最新情報が入り次第お届けします。

*コナー・コフィンの勝利者インタビュー
https://youtu.be/I5F63leIHJg?t=1h7m59s

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