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Photo: WSL / KELLY CESTARI

現地時間2018年7月5日(南アフリカ)、Jベイ(ジェフリーズベイ)をメイン会場としたCT第6戦「Corona Open J-Bay(コロナ・オープン・Jベイ)」のメンズが終了。

ウェイティングピリオド初日から4日連続開催となり、フィリペ・トレドの2年連続優勝でメンズは幕を閉じました。

今回の記事は、コロナJベイのイベントレポート、動画、波予報、メンズ最新CTランキングといったニュースをお届けします。


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Corona Open J-Bay(コロナ・オープン・Jベイ)

6日(金曜)からスタートのウイメンズに先立ち、4日間連続開催により早くも終了したメンズのJベイイベント。

本日もサメが目撃されてクオーターファイナルが一時中断になったりと、自然豊かな南アフリカならではのアクシデントを交えながらもイベントは進行しました。

さて、イベントを通じてスコア的にもずば抜けていたフィリペ。そんなフィリペにとって事実上のファイナルとも言えたのが、ガブリエル・メディナと対戦したクオーターファイナル。

両者ともに9ポイント台をマークするハイレベルな展開となり、バックアップスコアでもエクセレントレンジとなる8.17をスコアしたフィリペがガブリエルを撃破。

クオーターのその他ヒートでは、ランキングリーダーのジュリアン・ウィルソンがジョーディ・スミスに敗退、日本の五十嵐カノアがセバスチャン・ジーツを破る活躍を見せました。

セミファイナルに進むと、まずはヒート1でウェイド・カーマイケルがジョーディに勝利。ウェイドはツアールーキーながら、今回で二度目となるCTイベントファイナル進出の快挙です。

ヒート2ではフィリペとカノアが対戦。セミファイルのフィリペは今イベントでのベストフォームを見せることに。乗った波数は3本ながら、9ポイント台が2本、8ポイント台が1本と圧勝。

アンストッパブルとはまさにセミのフィリペを表現していて、誰にも止める事のできないサーフィンでした。

「ウェイドvsフィリペ」のマッチアップとなったファイナル。フィリペはこれまで度々CTイベントファイナル進出を決めていて、ファイナルで敗退したことは皆無。

つまり、CTイベントで準優勝となる2位となった経験が一度もありません。一方のウェイドは、ブラジルイベントでファイナリストになったものの準優勝。

ちなみに、ブラジルイベントのファイナルでウェイドを破ったのはフィリペで、結果的にJベイでもブラジル同様の展開となり、ウェイドは再び優勝のチャンスを逃すことになりました。

今回は圧倒的に安定した強さを見せたフィリペ。セットではないミディアムサイズの波であってもエクセレントレンジ(8~10ポイント台のスコア)を出せるので、プライオリティなど関係ないですし。

このままの勢いでフィリペが初のワールドタイトルに向けて突き進んでいくことになるのかシーズン後半戦に注目です。

本日の結果

メンズ最新CTランキング


全ランキングはこちら

今回の優勝により、ランキングトップに躍り出たフィリペ。フィリペにクオーターファイナルで敗れたガブリエルもランキングを上げてきているので、後半戦が楽しみな展開となってきています。

ハイライト動画

波予報

メンズイベントは終わりましたが、今度はウイメンズが始まるので波予報も引き続きお届けします。

6日からの風向きは弱いながらもオンショア続きの予報となっています。サイズ的に最も大きいと見られるのは6日で、フェイスで5~8フィートの予報。

風の影響が気になるところですが、おそらくイベントはウェイティングピリオド初日となる6日からスタートするでしょう。

まとめ

日本と南アフリカの時差は7時間で、日本の方が7時間進んでいます。

現地時間の午前7時半にイベント開始の場合、日本時間は同日の午後2時半となります。

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公式サイト「Corona Open J-Bay - Men's

公式サイト「Corona Open J-Bay - Women's

2018年コロナJベイの過去記事