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Photo: WSL / SEAN SCOTT

モルディブを舞台にしたWSLスペシャルティイベント「Four Seasons Maldives Surfing Champions Trophy」が終了。

現地時間8月11日にイベント3日目にして最終日に開催となったのは、スラスター部門並びにグランドファイナルです。

今回の記事は、2018年チャンピオンズトロフィーのイベントレポートやハイライト動画などをお届けします。


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シングルフィン、ツインフィンといった部門が開催され、最終日に開催となったのはスラスター(トライフィン)部門。

これまでのベストコンディションとなる4~6フィートのサルタンで開催となった最終日は、ターン、エアリアル、バレルと全てのマニューバが可能なパーフェクトウェイブが押し寄せる事に。

シングルフィンとツインフィンはジョシュ”カージー”カーが二連覇を決めたものの、CT引退後はスラスターに乗っていなかったというカージーはスラスター部門では3位となることに。

スラスターでファイナル進出を果たしたのは、フレッド・パタッチアと現役コンペティターとして現QSランク7位のアレホ・ムニツ。

そしてスラスター部門で優勝を果たしたのはフレディで、インタビューは以下の通り。

面白かったのは、モルディブ入りした時はあまりシリアスな気分じゃなかったのに、いったんコンテストジャージを着用すると火が付いたんだよね。

みんなコンペティティブってことで、スラスター部門で優勝できてストークしてるよ。最高にクールなイベントだし、これまでのWSLイベントの中でも一番楽しかったね。

カージーが2部門で優勝、アレホが2部門で準優勝ということで、トップ2の二人が対戦となったグランドファイナル。

そしてパーフェクト10をスコアして総合優勝を決め、来年の出場権を得る事になったのはカージー。カージーのコメントは以下の通りです。

最高なイベントだよ。波は日々良くなっていて、モルディブでこんなにバレルに入れるなんて思ってもいなかったし。

色んなタイプのボードに乗るっていうイベントのコンセプトがクールだし、僕にとってパーフェクトなイベントじゃないかな。来年も参加できることにストークしてるけど、僕に以上に家族の方がストークしてるかもね。

コンペティターにとってコンテストの良い点の一つとして挙げられるのが、貸切のラインナップでサーフできると言う点。

特に、今回のようなコンディションのサルタンを貸切にしてサーフできるならば、サーファーにとっては夢のような機会ですよね。サルタンはモルディブの北マーレで最も人気の高いサーフスポットですし。

来年のチャンピオンズトロフィーは誰が招待されるのか、早くも楽しみになってしまう豪華なイベントです。

おそらく、今季シーズン中に引退したミック・ファニング、今シーズン限りで引退予定のジョエル”パーコ”パーキンソンといった元ワールドチャンピオンは招待されるのでは!?

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公式サイト「Four Seasons Maldives Surfing Champions Trophy

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