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via WSL's instagram

今シーズンも終わりに近づいてきたウイメンズのCT(チャンピオンシップツアー)。

残すはフランスとハワイでの2イベントのみとなり、タイトルレースもエンディングへと向かっています。

今回の記事は、ウイメンズの2018年ワールドチャンピオンを占うタイトルレースのシナリオをお届けします。


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現在のウイメンズCTランクのトップ3は以下の通り。

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6×ワールドチャンピオンであるステファニー・ギルモアの独走をレイキー・ピーターソンが追う形となっていて、3位のタティアナ・ウェストン・ウェブはタイトルレースから外れたと言えるポイント差となっています。

これまで行われた8戦中、ステフが3回、レイキーが2回優勝という凄まじい記録です。ちなみに、ステフとレイキーは2度ファイナルで対戦し、ステフが2回とも勝ち、優勝を飾っています。

さて、現在のステフとレイキーのポイント差は約7,000。これほど差があるので、次なるフランスイベントで早くもステフが7度目のワールドタイトル確定の可能性が浮上。

フランスイベントの結果に応じたタイトルレースのシナリオは以下の通りです。

・ステフ優勝でワールドタイトル確定

・ステフが準優勝、レイキーが優勝でタイトルレースはハワイへ持ち越し

・ステフが3位、レイキーが3位以上でタイトルレースはハワイへ持ち越し

シナリオに関係なく、正直言ってステフの今季ワールドタイトル獲得は、フランスで決めようがハワイへ持ち越しとなろうが、ほぼほぼ決定と思われます。

レイキーにチャンスが訪れるとすればステフの早期敗退ですが、ステフの今季ワーストリザルトは5位。

さらに言えば、CTランキングのトータルポイントは最終的にワースト2を除外したトータルとなるので、例えステフがフランスで13位となっても、13位のポイントは除外されるためです。

最後に、ステフが今年のワールドタイトルを決めれば、ウイメンズの歴代最多タイトル数を誇る7×ワールドチャンピオンのレイン・ビーチリーの記録に並ぶことになります。