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Photo: Natalie Grono

オーストラリアNSW(ニューサウスウェールズ)州バリナのシェリービーチにて、2018年11月7日にシャークアタックが発生。

幸いにして被害者の命に別状はないのですが、バリナで再びのシャークアタックという点が話題となっています。

今回の記事は、シェリービーチで発生したシャークアタックの内容などに関するニュースをお届けします。


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被害者となったのはサーファーのリー・ジョンソン(43歳)。朝一サーフィンを楽しんでいた午前7時頃に事故が発生したとのこと。

おそらく波待ち中だと思いますが、突如として左ふくろはぎをサメに噛みつかれたリーはサーフボードから引きずり降ろされることに。

その後、リーは自分のサーフボードを使ってサメと戦い、サメがひるんだ隙に泳いで岸まで戻り、自分で車を運転して病院まで向かったそうです。

リーのサーフボードにはわずかながらもサメの歯型が残っていて、歯形からの推測によると全長2.6メートルほどの若いホホジロザメと言います。

リーは足に20センチほどの深い切り傷を負ったものの命に別状はなく、病院で安静にしているとのこと。

さて、バリナでのシャークアタックと言えば記憶に新しいのが、日本人サーファーが命を落とした2015年の事故。

その後のバリナはシャークアタックのホットスポットとなり、バリナからバイロンベイ一帯はサメの目撃談が後を絶たず、シャークアタック発生も頻発。

2015~2016年、世界で発生したシャークアタックのおよそ10%がバリナ周辺での事故だったほどです。

そこでNSW州は観光客削減を食い止めるためにも、シャークアタック予防として州を上げて日本円にして14億円規模の対策を行うと発表し、着実に対策が行われています。

そんな最中に発生してしまった再びバリナで発生してしまったシャークアタック。

これから真夏に向かうオーストラリアはまさに観光シーズン目前。どのような対策が講じられることになるのか注目が集まります。

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参照記事:「9NEWS