blank
Photo: Grant Ellis

現地時間2018年12月6日(ハワイ)、今年で48周年となる米サーファー誌によるビッグイベント「サーファーアワード(SURFER Awards)」がオアフ島ノースショアで開催されました。

同アワードの目玉である一般投票で人気サーファーを決めるサーファーポールは、今年は意外な結果となることに。

今回の記事は、2018年サーファーアワードの各部門の受賞作品やサーファーなどを紹介します。


スポンサーリンク


各部門の結果は以下の通りとなりました。

MEN’S SURFER POLL

1. ジョンジョン・フローレンス
2. ジャック・フリーストーン
3. ケリー・スレーター
4. フィリペ・トレド
5. ガブリエル・メディナ
6. ジュリアン・ウィルソン
7. ミック・ファニング
8. デーン・レイノルズ
9. グリフィン・コラピント
10.アンディ・アイアンズ

WOMEN’S SURFER POLL

1. アラナ・ブランチャード
2. ベサニー・ハミルトン
3. ステファニー・ギルモア
4. ココ・ホー
5. カリッサ・ムーア
6. レイキー・ピーターソン
7. タイラー・ライト
8. セイジ・エリクソン
9. キャロリン・マークス
10. コートニー・コンローグ

MOVIE OF THE YEAR

Never Town

BEST SHORT

Octopus Video No. 4:チッパ・ウィルソン

BEST SERIES

The Search

BEST MALE PERFORMANCE

Space:ジョンジョン・フローレンス

BEST FEMALE PERFORMANCE

Unstoppable:ベサニー・ハミルトン

BEST DOCUMENTARY

Andy Irons: Kissed by God

BEST MANEUVER

Head Noise:ノア・ディーン

BEST BARREL

バックドア:ネイザン・フローレンス

HEAVY WATER

ルーカス”チャンボ”チアンカ

A.I. BREAKTHROUGH PERFORMER:Woman

キャロリン・マークス

A.I. BREAKTHROUGH PERFORMER:Man

セス・モニーツ

AGENT OF CHANGE

4ocean

さて、今年のサーファーポールはメンズのジョンジョン・フローレンスは予想通りですが、ウイメンズのアラナ・ブランチャードは完全に予想外な結果と言えるのではないでしょうか。

アラナは2013年振りとなる1位で、母親となってからの返り咲きです。アラナの夫であるジャック・フリーストーンも今年はケリ・スレーターを超えて2位となっているので、夫婦として人気を集めた結果なのでしょう。

ネット上では「メンズのサーファーポールでジャック・フリーストーンが2位は嘘だろ」の声が多数見受けられますが…。

今年新たに新設された部門としては、男女平等の動きを反映するかのよう、「ベストパフォーマンス」と「AIブレイクスルーパフォーマー」に女性部門が追加。

ベサニーとキャロリンが選ばれることに。ベサニーは映画「Unsoppable」でのライディングにより受賞となりました。壇上でベサニーがコメントした通り、まだリリースされていない作品なのですが…。

個人的には、「ベストショート」部門でチッパ・ウィルソンの作品が受賞したのが印象的でした。

どうしてもサーフィン界ではコンテストサーフィンが光、フリーサーフィンが影といったイメージが強いので、フリーサーファーが日の目を浴びる事は大きな意味があると思います。

授賞式の様子は下記動画からチェックして見て下さい。

サーファーアワード過去記事