世界最高峰のフリーサーファーであり、ボードデザインやサーフムービー製作にも携わるデーン・レイノルズ。今回の動画は、そんなデーン自身がホームブレイクであるリンコンでフリーサーフしている映像となります。どのようなマニューバを見せるのか予測不能なライディングは、相変わらずのデーン節といった感じで圧巻です。

最近では、オーストラリアで開催されたWQSイベント二つ、そしてワールドツアー初戦にワイルドカード出場した事でも注目されましたね。特にクイックシルバー・プロでは、ラウンド1で現ワールドチャンプのミック・ファニングを破り、ラウンド2の敗者復活戦で勝ち上がったミックがラウンド3でデーンと再戦となったヒートは誰もが楽しみにしていたと思います。結果はデーンの敗退となりましたが、デーンはジョーディ・スミスの古いボードを借りて望んだヒートでした。

デーンは、オーストラリアへ8本のボードを持ち込みましたが、WQSイベントを二戦終えた後、フリーサーフィンで8本すべて折ったそうです。そこで、急遽カリフォルニアから4本のボードを持ってきてもらったとのこと。その内、一本が小波用のエポキシボード、3本が今回の動画で使用しているボードのレプリカ。

しかし、レプリカボードはしっかりとスキャンしていなかったので、正確に復元できてなく調子が良くなかったと言います。そのため、ラウンド3ではレプリカボードよりはましなジョーディの板を借りましたが、板が薄すぎたとの事です。それにしても、一ヶ月もしない内に8本も折るなんて凄まじいですね・・・。


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