JOB skating Surfskate

波がない時にサーファーが陸でイメトレするために使用されるサーフスケート。今では様々なブランドからサーフスケートが販売されていますが、火付け役となったのはカーバー(Carver)ですね。

カーバーとは、後方のトラックは通常のスケートボードと同様、前方のトラックが振り子のように左右に回転します。つまり、テールのフィンを支点とするサーフィンに近い形をスケートボードで再現したのです。

今回の記事は、カーバー同様の発想から生まれた「サーフスケート・インダストリーズ(SurfSkate Industries)」のスケートボードを紹介します。


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ここ最近、ハワイアンのエンターテイメントサーファーであるジェイミー・オブライエンがスケートのショートクリップなどを公開していたので、少し気になって知ったのがサーフスケート・インダストリーズ。

同サーフスケートは、基本的な発想としてはカーバーと同じで、前方のトラックが回転する点にあります。V字型をしたトラックの名前は「Vトラック」で以下の通り。

Vトラック Photo: surfskate.com
Vトラック Photo: surfskate.com

Vトラックとカーバーのトラックの大きな違いは、回転可能な範囲にあります。なんとVトラックは、水平に360度回転可能とのこと。

V-Truck 2

回転可能な範囲がそこまで広いことで何ができるかと言うと、簡単にスピン(360)ができちゃうのです。まるで、フィンレスボードのような感じですね。下記動画の2:00~から、スピンをチェックできます。

スピン以外での利点で言えば、前方のトラックが回転するので、半径の狭いターンが可能な点ではないでしょうか。つまり、道幅の狭い道路でも十分に遊べます。

また、カーバーとVトラックは、上半身をリードすれば簡単に前方のトラックが動くので、スケート初心者のサーファーであっても、比較的すぐに乗り慣れることができる点も利点ですね。

サーファーはいくらサーフィンしたくても、フラットな日は必ずあります。波がなければ陸トレと割り切り、新たに出てくるサーフスケートを楽しむのもアリではないでしょうか。

ジェイミー・オブライエンの最新過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。

ジェイミー・オブライエンが今度はゴムボートでザ・ウェッジにチャージ

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