Photo: Instituto Gabriel Medina

2014年のワールドツアーにおいて、ブラジリアンとして初のワールドチャンピオンに輝いたガブリエル・メディナ「Gabriel Medina」(23歳)。

そのガブリエルが自身のホームであるブラジルのマレシアスにて、次世代サーファーを育成するサーフトレーニングセンター「Instituto Gabriel Medina」のオープンを発表しました。

今回の記事は、ガブリエル・メディナによるトレーニングセンターの概要や目的などについてお届けします。


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アスリートや未来のワールドチャンピオン候補育成に加え、健康的なライフスタイルやスポーツ医学の促進を目的として設立されたガブリエル・メディナのトレーニングセンター。

同センターは、ジム、プール、トランポリン、医療オフィス、教室、小規模なミュージアムなどが完備された336㎡の施設。利用対象者は、10~16歳までの男女60名ほどとのこと。

施設の代表を務めるのはガブリエルの母親であるシモーネ・メディナ。シモーネによると、施設の設立目的は以下の通り。

「ガブリエルの願いは、我々家族と力を合わせて子供たちの生活を変えること。どんな状況であっても問題を解決したり適応できるような大人になってもらいたいから。そのために、ルールのあるスポーツを生かすのが最適なの」。

「私たち家族がこれまで培ってきた価値観を、受講生やその家族とシェアしていきたいと思ってるわ。子供を通じて、受講生の親も変わることができると信じているの」。

同センターの運営は医療の専門家などいるものの、母親のシモーネを始め、ワールドツアーのライブ中継ではお馴染みの義理の父親であるチャーリー、妹のソフィア、叔父のジェイムなど家族一丸となって取り組むとのことです。

ブラジリアンサーファーの台頭の影には、本気でワールドチャンピオンを誕生させようとサポートしてきた存在がいて、そのサポートを受けた世代がブラジリアンストームと呼ばれています。

ブラジリアンストームの台頭を影で支えてきた男:ルイス”ピンガ”カンポス

そして実際にブラジリアンのワールドチャンピオンが今では二人も誕生し、今度はブラジリアンストーム世代のサーファーが早くも次世代育成の動きに取り組み始めたという今回のニュース。

非常に良い流れが生まれたブラジルのサーフシーンから目が離せません。もしかしたら、「サーフィン留学ならブラジル!」という時代が来るかもしれませんね。

参照記事:「Gabriel Medina opens a surf training center in Maresias

*ガブリエル・メディナの最近の過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

オフシーズン中のガブリエル・メディナがネイマールとウェイクサーフィン@ブラジル

WCTイベントにおけるガブリエル・メディナのパーフェクト10特集

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