優勝のニッキ・ヴァン・ダイク Photo: WSL / LAURENT MASUREL

現地時間10月4日(ポルトガル)、ポルトガルのカスカイスを舞台にしたウイメンズCT第8戦「カスカイス・ウイメンズ・プロ(Cascais Women’s Pro)」が終了。

しばらくレイデイが続いた後に開催となった本日のイベント最終日は、ニッキ・ヴァン・ダイクの優勝で幕を閉じました。

今回の記事は、カスカイスプロ最終日となった本日のイベントレポート、動画、最新CTランキングなどをお届けします。


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イベントレポート

クオーターファイナルからスタートした本日。最大の見所となるのはサリー・フィッツギボンズがどこまで勝ち進み、ランク2位のコートニー・コンローグとのポイント差を広げていくのかといった点。

クオーターファイナルを順当に勝ち上がったサリーは、セミファイナルでニッキ・ヴァン・ダイクと対戦。ニッキとサリーの勝負はシーソーゲームとなり、ニッキがわずか0.16ポイント差で勝利を手にすることに。

*ニッキvsサリーのヒートダイジェスト動画
https://youtu.be/mMxQBu0waLc

サリーにとっては手痛い敗戦、ニッキにとってはCTイベントで初のファイナル進出となりました。

ニッキとファイナルで対戦したのは3×ワールドチャンピオンのカリッサ・ムーア。今季は過去最悪のツアー成績となっているカリッサなので、ようやくスランプからの復帰といったファイナル進出。

ファイナルでリードしていたのはニッキ。しかし、ヒート中盤にカリッサは7.83をマークし、カリッサが逆転に必要なスコアはわずか2.84。

なのですが、カリッサは2.84をマークすることができず、ニッキが逃げ切る形でCTイベント初優勝を飾る結果となりました。

*ファイナルのダイジェスト動画
https://youtu.be/zG6G1V11Uu4

本日のヒート結果

最新CTランキングトップ10


全ランキングはこちら

最新ランキングを見ると、サリーがリードを広げたように思えるのですが、実際にはサリーとコートニーにポイント差はほとんどありません。

ワールドタイトルを決めるには、最終的にワースト2となるイベント結果のポイントは削除したトータルポイントで争うことになり、現時点でワースト2を削除したトータルポイントでは、コートニーが300ポイントだけサリーを上回っています。

余程の事がない限り、今季タイトルレースは最終イベントのハワイまで持ち越されることになりそうですね。

まとめ

ウイメンズの次なるCTイベントは、フランスで開催となるロキシープロ。

ウェイティングピリオドは10月7日~10月18日の設定となっています。

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イベント公式サイト「Cascais Women's Pro

2017年カスカイスプロの過去記事

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