コンピューターやコンピューター関連商品の開発・製造・販売を行う米ヒューレット・パッカード(HP)社。同社の広告制作において、白羽の矢が立ったのがサーフフィルムの巨匠であるテイラー・スティール監督。

そこで、テイラー監督は、ハワイアンでビッグウェイブサーファーのイアン・ウォルシュと共に、今まで誰もサーフしたことのないヴァージンスポットで、ビッグウェイブサーフィンするとの目標を定め、プロジェクト「ゴースト・ウェイブ」がスタートしました。

広い世界において、ヴァージンスポットは星の数ほどあるが、二人が目指すのはヴァージンスポットでのビッグウェイブサーフィン。つまり、ビッグスウェルが入らなければ意味がありません。そんな中、南アフリカ西部の人里離れたエリアにパワフルなビッグスウェルが入るとの情報を得て、ターゲットが確定。

イアンにとって、南アフリカでのサーフィンとは、異常に冷たい海水、午前中に深く立ち込める霧、海面を覆い尽くすケルプ、そしてシャークの存在があり、不気味とのこと。そんなイアンにとっての強い味方が、南アフリカ出身のビッグウェイブサーファーであるグラント”ツイギー”ベイカー、そして若手チャージャーのフランク・ソロモン。

狙いのスポットに駆けつけ、ローカルにこれまでこのスポットでサーファーを目にしたことがあるかと聞いてみると、Noの答え。しかも、なかなかコンディションが決まりにくいロケーションであるにも関わらず、全ての条件が整ったレアなコンディションとのこと。まさに、すべての条件をクリアした舞台が整ったので、ようやくセッションがスタート。

広告制作のために、ここまでの労力を費やすというのも凄いですよね。あくまでも使用されるのは一部になると思いますので。また、自然相手ということで、予報が外れることも多々あることを考えると、これほどの波を当て、さらにサーファーがしっかりと乗っている映像の撮影に成功したことは、ミラクルのようにも感じられます。


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