今年で30周年となる招待制ビッグウェイブイベント「Quiksilver in Memory of Eddie Aikau」。通称エディイベントと呼ばれる同イベントは、会場となるオアフ島ノースショアのワイメアで初の公式ライフセーバーとなったエディ・アイカウ(1978年に31歳の若さで死去)を称えるものです。

イベントのスローガンとも言える「Eddie would go」が、まさにエディがビッグウェイブサーファーであった所以を伝えています。この場合の「would」は仮定法として使われ、もしエディがここにいたのなら、もしエディが今も生きていたのなら、こんなビッグウェイブでも突っ込んでいただろうといった意味となります。


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イベントのウェイティングピリオドは、2014年12月1日から2015年2月28日まで。波のサイズが、ハワイアンスケール(スウェルの裏から波のサイズを測る方法)で最低20フィートに達しないと開催されないイベントです。

そのため、30周年を迎えたものの、過去8回しか開催されていません。最後に開催されたのは2009年12月9日の事で、その時はグレッグ・ロング(カリフォルニア出身)が優勝しました。

日本人サーファーも一名のみ選出されていて、その人物は脇田プロ。パイプラインのラインナップでは、ワキタピークと呼ばれる自分のピークを持ち、ケリー・スレーターでさえも、パイプラインの話になるとワキタピークと口にする事もあるほど認知度があります。

ワキタピークとは、本来のピークよりも、さらに奥のポジションにあります。その理由は、世界に名立たるトップサーファーやローカルにドロップイン(前乗り)したくないため。

奥のポジションから波に乗れば、ドロップインされる事はあっても、自分がドロップインする事はないと言います。ただ、たまにワキタピークにもグッドウェイブが入ってくるそうなので、完全に波に掴まるだけのポジションではないようです。

招待サーファー(Invitees)と補欠サーファー(Alternates)の一覧は以下の通り;

2014-2015 season Eddie event invitees list

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