元ワールドツアーサーファーであるものの、怪我に苦しめられてきたダスティ・ペイン。再びのツアー入りを目指してWQSを転戦するものの、本人が望む成績を出せず、WQSランク97位でトリプルクラウン初戦を迎えることに。すると、優勝を果たし、気付けばWQSランクは24位へとアップし、トリプルクラウン第二戦での成績次第ではツアー入りも射程圏内に入ることになりました。

今回の動画は、そんなダスティへのインタビュー映像となります。トリプルクラウン第二戦でのベストシナリオは、ファイナリスト入りし、来シーズンのツアー入りを決めることと話すダスティ。

とは言うものの、実際にはヒートで2本のグッドウェイブをキャッチするという、現実的な目標を立てているとのこと。また、ハワイアンとしては、ワールドタイトルに次いで名誉のあるトリプルクラウン制覇が、昔からの目標だそうです。

WQSを一年回っただけで、2010年に初となるツアー入りを達成したので、その当時は簡単だったそうですが、怪我をしてからは、大変な存在となったワールドツアー。理由としては、安定したパフォーマンスを見せながら、運を引き寄せなければならないため。ただ、トップサーファーは自分で運を掴んでいる点に気付いたそうです。勝つサーファーはコンスタントに成績を残すので、運任せではないことが分かる深い言葉ですね。

昨年のパイプマスターズのラウンド3でジョエル・パーキンソンに破れたことで、ツアー入りの可能性が閉ざされたことは、ある意味で肩の荷が下りたと言います。ツアー生活は傍から見ると羨ましがられることもあるけれど、世界中を飛び回って一コケでもしようものなら気分は最悪だし、そんな経験を何度も味わったためだそう。

ただ、そんな気分になるためにサーフィンをしているわけではないので、楽しもうと決めたダスティ。全力を尽くせば、後はなるようにしかならないし、本来楽しむためにサーフィンをしているのだからと。そんなモチベーションに切り替えた事が、リーフ・ハワイアン・プロでの優勝に繋がったのかもしれませんね。

今シーズンからワールドツアーで突如として勝てるようになったコロヘ・アンディーノもまた、ダスティと似たようなコメントを残しています。やはり、メンタル面がコンテストでは大きく影響するのでしょうね。


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