毎年5月になると行われるビッグウェイブサーファーの祭典「ビラボンXXLアワード(正式名:Billabong XXL Big Wave Awards)。とんでもないビッグウェイブにチャージした映像で競うイベントです。今年で15周年となる同イベントは様々な部門があります。

その中で、ウイメンズを対象にしたものは一つのみ。また、ウイメンズはメンズと異なり、ビッグウェイブのサーフコンテストがありません。つまり、ビラボンXXLで受賞したウイメンズサーファーこそが、ウイメンズのビッグウェイブサーファーのワールドチャンピオンと言っても過言ではありません。

そんなイベントにおいて、ウイメンズ部門で5度の受賞を果たし、ウイメンズのビッグウェイブサーファーとして不動の地位を築いたのが、ブラジル出身のマヤ・ガベイラ「Maya Gabeira」(27歳)。

今回の動画は、そのマヤがハワイでフリーサーフする映像となります。いつも目にするビッグウェイブチャージではなく、ファンウェイブでのサーフ映像。

過去には、ポルトガルのナザレで死にそうな体験までしたマヤ。その際、テレビ局からインタビューを受けたビッグウェイブ界の重鎮レイアード・ハミルトンから厳しい言葉が発せられました。「マヤには、あの波にチャージするスキルがない」と。

自分のレベルを棚に上げての話ですが、今回の動画を見て、レイアードの意見が分かる気がしました。メンズを見れば分かる通り、ビッグウェイブサーファーは、ミドルサイズの波であってもスキルは高いです。ベテランで元ワールドツアーサーファーのシェーン・ドリアン然り、若手のローリー・タウナー然り。

スキルが高いということは、波をよく知り、ボードの乗り方をよく知っているということに直結すると思います。つまりは、スキルの高いサーファーの方が、偶発的な事象を差し引くと、死のリスクが低くなるはずです。

マヤのチャージには感銘を受けますし、ウイメンズサーファーの新たな道筋を記したと思いますが、命を落とさないでほしいと願ってしまうのが本音です。

マヤの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

ビッグウェイブであわや大惨事!?:マヤ・ガベイラ

世界的女性ビッグウェイブサーファーであるマヤ・ガベイラの真の顔とは?

海洋環境保全の国際機関「Oceana」に参加するマヤ・ガベイラ


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