2011年シーズンまでワールドツアーを転戦していた元WCTサーファーのボビー・マルティネス「Bobby Martinez」(32歳)。ヒスパニック系のサーファーとしては、初のWCTサーファーとしても注目を集めていました。

今回の動画は、そんなボビーが、ホームブレイクでフリーサーフする映像となります。この動画がネットにアップされたのは、ちょうどワールドツアー初戦が過去最悪と言われるコンディションで開催されていた時のこと。ボビーのホームでコンテストの方が、よっぽどスナッパーロックスよりコンディションが良いとも揶揄されました。

ボビーと言えば、ツアーサーファー時代から歯に衣着せぬ発言で有名でした。引退を宣言していたボビーは、クイックシルバー・プロ・ニューヨークでの勝利者インタビューにおいて、当時ASPであった運営サイドに対し、Fワードを連呼しながら痛烈な運営批判をし、出場失格となることでツアーの世界から離れています。

そんなボビーだからこそ、先日、豪スタブ誌によってインタビューが行われたそうです。話題は、クイックシルバー・プロでのフレッド・パタッチアとガブリエル・メディナの言動について。下記リンク先から、その言動についてはチェックして見て下さい。

2015年度クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールドコースト:五日目ハイライト

フレッドの行動については、あまりにも面白くて、ネット動画を5回くらい見たと話すボビー。コンテスト期間を伸ばしてあの波なら、キレてもしょうがないでしょと、笑いながら答えたそうです。

ライブ中継で、放送禁止用語のFワードを口にしてしまったガブリエルについては、よくやったとのこと。むしろ、インタビューアーが、Fワードを口にしたガブリエルからマイクを離し、止めた事について不満があるそう。

開けっぴろげなボビーだけに、なかなか面白いのですが、総じてボビーが言いたいことは、WSLや周りを気にして口にするインタビューは、個性がなくてどれも同じに聞こえるし、ファンが共感してくれないし、リスペクトもされなくなるとのこと。

ボビーの意見については、言い方や言葉選びを抜きにすれば、私は根本的には賛成です。ただ、ボビー本人はツアーから追放されたので、ボビーみたいなやり方では、ツアーには居られないのも現実ですが・・・。


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ボビーの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

ボードを変える事で気付いたサーフィンの楽しさ:ボビー・マルティネス

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