2003年のシャークアタックで片腕を失ったものの、その後はサーファーとして復帰して世界中に勇気を与えたベサニー・ハミルトン「Bethany Hamilton」(25歳)。
ベサニーの凄い点は、サーフィン復帰だけではありません。コンテストサーフィン最高峰の「WCT」入りを目指すサーファーが参加するWQSイベントへと、片腕になってから参加して優勝を果たしているのです。
さらには、ウイメンズでは一握りのトップしかできないエアリバースをメイクしたり、タヒチのビッグウェイブスポット「チョープー」にチャージしたり、通常のウイメンズサーファー以上の活躍を見せています。
今回の動画は、そんなベサニー・ハミルトンの新たな挑戦として、マウイ島ジョーズのビッグウェイブにトウイン(ジェットスキーに牽引してもらい波に乗るスタイル)でチャージした映像をお届けします。
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ベサニーがジョーズでチャージしたのは1月4日(ハワイの現地時間)のこと。シャークアタック後の復活劇となる映画「Soul Surfer」が有名ですが、その後の活躍も華々しいため、新たな映画「Surfs Like a Girl」を製作中の現在、撮影の一貫としてジョーズでチャージしたと言います。
波のサイズは、ハワイアンスケールで25フィート、フェイスで40フィートというモンスターサイズ。ちなみに、ベサニーは昨年2015年に男の子を出産していて、今回のチャージは産後一年未満というのも凄い事実です。
当然、今回のチャレンジ前にはしっかりとトレーニングをこなしたと話すベサニー。特に力を入れたのは息を止めるワークアウト。「”The Office(コメディドラマ)”を見ながら息を止めるんだけど、吹き出しそうになって大変だったわ」とのこと(笑)。
無事に今回のチャレンジを成功させ、自信を持ったベサニー。今後はさらなるビッグウェイブに挑戦したいとのことです。
ベサニー・ハミルトンの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
シャークアタックから早12年 妊娠発表したベサニー・ハミルトン
バリ島ウルワツ&スンバワ島でフリーサーフするベサニー・ハミルトン