昨年2017年のQSランクトップに輝き、今年のCT入りを決めたグリフィン・コラピント「Griffin Colapinto」(19歳)。
まだまだ若いグリフィンですが、ツアー入りに至るまでには周囲からのサポートや自らの決断の瞬間などがあったとのこと。
今回の動画は、WSLによる2018年ツアールーキーとなるグリフィン・コラピントのプロファイル映像をお届けします。
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ホーム、ハワイ、QSイベントと、いずれも恵まれた環境で成長してきたというグリフィン。
ホームのサンクレメンテ(南カリフォルニア)では、グダスカス3兄弟やコロヘ・アンディーノなどといったワールドクラスのサーファーを目の当たりにしながら成長。
ハワイでは同じビラボンライダーのセス&ジョシュアのモニーツ兄弟にプッシュされ、二人の父親でありエディイベント出場経験もあるトニー・モニーツにも可愛がられているそうです。
CT入りに向けてのQSイベントでは、2016年から元CTサーファーのスネークこと、ジェイク・パターソンに指示を仰ぐことに決め、クイックシルバーライダーと行動を共にしていました。
そしてスネークをコーチとしてから初めての出場となったブラジルでのQSイベントで、いきなり成果を出す3位と言う結果を残しています。
スネークにコーチを依頼する際、「コーチになってくれるなら、何でも言う通りにします」と懇願したそうです。
コーチのスネークは「グリフィンの事をスポンジって呼んでるんだ。何でも吸収するから。すごい謙虚なキッズで、エゴってものが一切ないんだ」とべた褒め。
スネークの教えを受けて臨んだ2017年は、言うまでもないほどの大活躍でQSチャンプとなり、トリプルクラウンのチャンピオンにも輝くことに。
グリフィンほどの若手だと、トリプルクラウンでルーキーオブザイヤーになる事はあるものの、制覇は偉業です。また、カリフォルニア出身サーファーとしては初の快挙でした。
グリフィンはオールラウンドサーファーといった印象が強いですが、個人的に好きなのは、時折見せるトップレベルのフリーサーファーのような爆発力溢れるトリック。
ルーキーイヤーとなる今年のワールドツアーでは、どのようなアプローチでCTサーファーと戦う事になるのか注目ですね。