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2024年12月8~20日までのホールディングピリオド突入直前を迎えたヴァンズによるパイプマスターズ。

以前はCT(チャンピオンシップツアー)イベント最終戦でしたが、今はヴァンズイベントになってCTサーファーのみならずフリーサーファーも出場と面白くなりましたね。

今回の記事は、2024年パイプマスターズのフォーマット、出場サーファー、最新波予報と言ったイベント情報に関するニュースをお届けします。


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2024年パイプマスターズのフォーマット

2022年からスタートになったヴァンズ体制での新生パイプマスターズ。

2022年の初代チャンプとなったのはバララム・スタックとモリー・ピクラム、昨年2023年はローカルのジョンジョン・フローレンスとモアナ・ジョーンズ・ウォンとなっています。

イベントフォーマットはこれまでと変わらず、4人ヒートを各サーファーが3ラウンド行い、リーダーボード形式のノープライオリティ。

コンディションは時間帯によって異なる事から(主に風の影響により)、公平を期すために午前、正午、午後と振り分けることになります。

ヒート時間は30分で、スコアリングは3名のジャッジがそれぞれ10点満点で採点するので1本のライディングの満点は30点。

各サーファー3ラウンドを終えた時点で、トップ3スコアのトータルが高い上位4名がファイナルに進出し、40分ヒートで一般的なコンテストのようトップ2スコアのトータルで結果を決めることになります。

2024年パイプマスターズの招待サーファー

今年は当初の招待サーファーに関して異論の声がSNSで上がって、急遽変更があったりしました。

具体的には、ハワイアンのジョシュア・モニーツがジェイミー・オブライエンが招待されないのはおかしいとの内容でした。

ジェイミーは過去にパイプマスターズトライアルから出場し、パイプマスターになったサーファー。

現在もパイプラインの顔と言えるほどの存在なので、ジョシュアの訴えも納得といったところですね。

とにもかくにも、色々な議論を経た上で決定したメンズ40名、ウイメンズ20名でおおまかに半数はローカルハワイアンとなっていて以下の通り。

メンズ

Kaulana Apo (HAW)
Noah Beschen (HAW)
Russell Bierke (AUS)
Benji Brand (HAW)
Harry Bryant (AUS)
Legend Chandler (HAW)
Alan Cleland Jr. (MEX)
Crosby Colapinto (USA)
Noa Deane (AUS)
Imaikalani DeVault (HAW)
Cherif Fall (SEN)
Ivan Florence (HAW)
Nathan Florence (HAW)
Kala Grace (HAW)
Mason Ho (HAW)
Kainehe Hunt (HAW)
Koldo Illumbe (IDN/ESP)
Billy Kemper (HAW)
Kyuss King (AUS)
Zeke Lau (HAW)
Jake Maki (HAW)
Barron Mamiya (HAW)
Makai McNamara (HAW)
Torrey Meister (HAW)
Noa Mizuno (HAW)
Seth Moniz (HAW)
Eli Olson (HAW)
Jamie O’Brien (HAW)
Makana Pang (HAW)
Cam Richards (USA)
Koa Rothman (HAW)
Guy Sato (JPN)
Lungi Slabb (AUS)
Koa Smith (HAW)
Balaram Stack (USA)
Eala Stewart (HAW)
Tosh Tudor (USA)
Kauli Vaast (PYF)
Mikey Wright (AUS)
Kū’i’o’okalani Young (HAW)

ウイメンズ

Erin Brooks (CAN)
Milla Coco Brown (AUS)
Gabriela Bryan (HAW)
Puamakamae DeSoto (HAW)
Anne Dos Santos (BRA)
Vahine Fierro (PYF)
Kiara Goold (PYF)
Chesney Guinotte (HAW)
Coco Ho (HAW)
Bella Kenworthy (USA)
Maluhia Kinimaka (HAW)
Sierra Kerr (AUS)
Vaihitimahana Inso (HAW)
Bettylou Sakura Johnson (HAW)
Moana Jones-Wong (HAW)
Zoë McDougall (HAW)
Molly Picklum (AUS)
Caity Simmers (USA)
Luana Silva (BRA)
Ēweleiʻula Wong (HAW)

個人的に興味深いのは、ウイメンズで初めて招待されたチョープーの女王で知られるタヒチのヴァヒネ・フィエロ。

チョープーでは圧倒的な強さを誇るヴァヒネが、パイプでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのが楽しみにしている方が多いのではないでしょうか。

2024年パイプマスターズの直前波予報

パイプマスターズの公式波予報サイトであるサーフラインをチェックして見ると、ホールディングピリオド初日となる12月8日は期待できず。

ですが、12月9日からはニュースウェルが入り8~10フィートへとジャンプアップ予報となっているので、9日からスタートになる可能性が高くなっています。

現在の予報通りであれば、おそらく9~10日の2日間はイベントがオンになる可能性が高いでしょう。

ちなみに、パイプマスターズは60名出場で各サーファーがオープニングラウンドで30分の4人ヒートを3ラウンド行い、ファイナルは40分ヒート。

という事で、必要となる時間は23時間10分となるので、仮にイベントを1日フル開催で進行すれば最短で3日間で終了できます。

ただ、コンディションが丸一日良いことは少ないので、少なくとも4日間くらいの開催となる可能性が高いかなと思います。

ちなみに、現時点では長期予報となってしまいますが、イベント後半の日程の波予報も良くなりそうです。

まとめ

CTを除くサーフイベントとしてはかなり関心が高いであろう今イベント。

CTイベント時代と変わらぬホールディングピリオドと贅沢な仕様となっているので、開催を楽しみにしたいところです。

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