2015年1月最終週、アメリカ東海岸を襲った歴史的なウインターストーム「Juno」。同ストームによってもたらされた大寒波により、地域によっては交通マヒを恐れて外出禁止令がでるほどの非常事態となり、日本でもニュースが報道されていましたね。
一般住民であれば、ストームが去るまで、家から出ずにじっと耐えるくらいしかできません。しかし、同ストームを天からの恵みと考え、グッドウェイブを求めて行動を起こしたサーファーがいました。
今回の動画は、ニューヨーク州モントークのローカルサーファーが、同ストームのスウェルを狙った映像となります。猛吹雪というコンディションで、まさにストームサーフといったシチュエーション。
しかし、ブレイクするリップを見て分かる通り、風向きはオフショアのクリーンコンディション。正直、こんな天候でよく海へ向かうなと思いますが、波は最高ですね。しかも、ラインナップは貸切状態だったそう。当たり前ですけど・・・。ちなみに、海に誰も入っていない状態を、英語では「empty lineup」と表現します。
この映像作りで、一番大変だったのはフィルマーだと思います。この吹雪とあっては、窓ガラスに雪が付着するので、おそらく車内からの撮影は不可能だと思うので。安全面を考えれば、決して真似してはいけないと思いますが、素晴らしい映像だと思っちゃいました。
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