一年掛けて行われるワールドツアー。当然、一年に一人しかワールドチャンピオンは誕生しません。そのため、普通に考えれば複数回もワールドチャンプに輝くのはレアなこと。
しかし、サーフィンの世界では11回もワールドチャンプとなったケリー・スレーターの存在があるため、複数回のワールドチャンプと言っても、インパクトが薄れる感じもします。
そこで、過去に複数回ワールドタイトルを獲得したショートボーダーのメンズ部門をチェックすると、トップは言わずと知れたケリーの11回。続いては、マーク・リチャーズの5回。その次は、トム・カレン、アンディ・アイアンズ、ミック・ファニングによる3回という記録になります。
今回の動画は、3×ワールドチャンピオンの故アンディによるコンテストやサーフムービーに使用された映像のコンピレーションとなります。22分と、かなり見応えがある動画です。
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2010年11月に他界したアンディ。すでに4年半ほどの月日が流れたことになりますね。しかし、今でもサーファーの心には鮮明にアンディが焼き付いているかと思います。それは、アンディが成し遂げてきた偉業にあるでしょう。
ワールドチャンプの話に戻すと、ケリーとトムがアメリカ出身、マークとミックがオーストラリア出身で、アンディは唯一のハワイアン。つまり、ハワイアンサーファーとしては大いなる偉業であり、ハワイ州知事は、2月13日を「アンディ・アイアンズの日」に制定したほどです。
また、アンディのスポンサーであったビラボンは、今でもサイトのチームライダー欄に、アンディのページを残しています。それだけ、敬意を表している証拠と言えますね。
動画に関しては、かなり懐かしい感じもします。最も目に付いたのは、アンディが履いているボードショーツ。アンディのシグネチャーモデルとして売り出されていた旭日旗デザインが、当時は大人気となりましたね。
サーフスタイルは、一目見てアンディだと分かる独自のスタイルが堪りません。何気ないアクションであっても、スタイリッシュに見えるのは、サーフヒーローの証ですね。
もし生きていたとしたら、現在36歳だったアンディ。もっともっと、アンディのサーフィンを見ていたかったです。
アンディの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
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